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スポーツを愛するサッカー指導者の南です。

このブログには、私の思っていることを書いていこうと思います。

まず初めて書く今回は、日本のスポーツ環境について

日本のスポーツ環境は現在、幼児、小学生は、地域スポーツクラブ、少年団、スクールなどがメインの活動になるでしょう。

中学生、高校、大学に関しては、各学校での部活動、サークル活動、もしくは、地域での種目別の活動が大半でしょう。

社会人、シニアでは、好きなスポーツの活動に参加しているのが一般的、その他フィットネスクラブ、日常的に行うウォーキングなどが主な活動でしょうか。

今回、男女差はいったんおいといての話になります。

今回書きたいのは、各年代の対象のみなさんにどれだけの選択肢があるか?

また、その活動場所は?

ということです。

幼児、小学生のスポーツは学校の先生が実施するものではなく、地域スポーツ少年団や総合型地域スポーツクラブや子ども対象スクールなどが一般的です。

同じスポーツでもクラブチームやスクールなどなど選択肢はたくさんあると言えます。

次に、中学生、高校生、大学はどうでしょう?

部活動が一般的で外部で活動している方はなかなか少ない傾向、また、運動をそもそもしない帰宅部が多いでしょう。

選択肢は学内の部活動が一般的であり、地域で会費を払い参加するというニーズは極端に少なく、競技として強いチームへの参加や、学校部活動の指導者と合わず外部のチームにいくことを目的としたスポーツ活動に限定されがちになることから、中間層にあたる本来スポーツを安定的に楽しみたい層が急に二極化をせまられその為運動参加者が減る傾向にあると考えます。

社会人、シニアでは、その少ない部活動の継続者もしくは、地域クラブで続けてきた方が社会人チームで活動、中高大学でスポーツ活動をしていなかった方は、一部社会人チームなどに入るか、サークル的に楽しむ方、健康のためにフィットネスクラブに入会する方などがあると思います。

今回なぜこの記事を書いたか、それは、各年代にどれだけの選択肢が用意されているか、またなぜそのような現状になっているのかということを大きな枠で考えてみてはどうかと考え書いています。

一番、たくさんの地域課題を抱えているのは、現在のいろいろな形を模索されている中学、高校の部活動です。

なぜ、問題か?

日本のスポーツをする場所について考えてみたいと思いますが、地域で使える運動施設を皆さんにどれだけあるでしょう?

多分地域の体育館、グランド、コートは常連の方がほぼ抑えてしまうので、使う場所はほんの一握りでしょう。

そこで目を向けるべきは中学、高校の学校運動施設です。

ここで私が考えるのは、地域の中学校、高校の運動場、体育館、プールなどを地域も共有して使うことで飛躍的に活動場所が増え、地域との交流が可能になると私は考えます。

学校は働き方改革で教員負担を減らすために、部活動の活動時間を整備しました。

そのあとは、ただの空きグランド、体育館、プールになることでしょう。

それはすごくもったいないですよね。

学校の体育施設を一般が共有して使えるだけでたくさんの活動が可能になるでしょう。

また、学校を地域で使うことにより、グランドの拡充や整備に協力を求めることもできるでしょう。

そんな計画や使用を管理し、たくさんの活動をコーディネートしていくのが総合型地域スポーツクラブだと考えます。

将来的には各学校にクラブ事務所を開設、クラブハウスを併設、そこに事務局機能、また更衣室やシャワーなどと学校校舎とグランドを仕切るフェンスを整備を行えば、立派な地域運営のスポーツクラブが運営され、地域の方のニーズ、生活サイクルにあった活動機会のコーディネート、それに関わる運営を担うことで地域のコミュニティを再構築することが可能になると考えます。

昨今では、災害などにあった際の大切な避難場所としての機能も学校に任されています。

しかし、まだまだ快適とは言えないでしょう。

そういった地域課題の解決にも有効だと考えます。

そうすることが地域に住むメリットになり、地域住民が主体的に学校体育施設を運営していくことが地域の資源である学校を機能させていくのではないでしょうか?

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