足の指が使えないと歩けなくなる?
RYOKO(@sprittr_ryk_173)です🌼
足の指、使えてますか?鍛えてますか?
足から健康寿命は短くなっていくんじゃないかと最近思います。
足の指の機能的な目的は、身体を支え、推進力を出すことです。歩くという人間の本能的な動きができなくなると、命に影響します。
足の指は歩いて移動するために舵を取って方向づけしてくれ、足から上の身体ともつながっています。例えば親指と人差し指は、日本の指で布を掴むことで脛(すね)と呼ばれる脛骨に付く前脛骨筋や後脛骨筋を使います。前脛骨筋は、内側縦アーチ(いわゆる土踏まず)を作る重要な筋肉で、人間が地球上で重力を受けて立つ・歩く・動くための安定性を作っています。
昔は人類みな裸足でした。元々細かくバラバラに動くようにできている足の指が、合わない靴や靴下を履くことでダルマのように一つの塊になりその機能が失われています。
足は立って生活する人間が唯一地面と接している身体の場所です。幼少期から靴を履き、私たちが子どもだった頃より自然や遊具で遊べる場所や機会が減ったこともあり、足の機能が使えないまま成長するお子さんがかなり増えています。
足の変形である外反母趾や内反小趾も、子どもの3人に1人起こっていると言われ、成長期に起こりやすいスポーツの怪我も増えており、このような足の機能低下による疾病は防ぐことができます。足の指を使える状態にあることが足の機能の発達ポイントになるので、幼少期から靴選びは大切です。
足の指の機能を戻す・高めるためにお勧めのトレーニングをご紹介します。
足の指の機能UPトレーニング
1:アーチを作る筋トレ
ただ立って、かかと・母趾球・小指球の3点に体重を均等に乗せ、足の指の腹を地面に押し付けます。思いっきり力を入れて押し付けると、足の甲がぐっと上に持ち上がってきて、甲が持ち上がってくるとアーチが上がっている、足の指が使えているというサインになります 。回数は1回が3秒押しつけて力を抜くまでで、10回3セットが目安です。
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