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介護靴選定の基準は?

RYOKO(@sprittr_ryk_173)です🌼

何を基準に、クライアント(今回の場合は患者さんの方がわかりやすい表現かもしれません)に介護靴を選びますか?

突然の入院や回復期病院への転院時に、「靴が必要です」と言われ
急遽用意した靴・看護士さんが用意した靴・リハビリに人が用意した靴・・・
何を基準に靴を選んだか聞くと、返答で一番多いのは「脱ぎはぎしやすいか」です。

介護靴を選ぶ時に、一番重要になるのは「脱ぎはぎのしやすさ」でしょうか??

脱ぎはぎがしやすいということは、介護側のメリットはあります。

ですが靴を足に余裕があるということなので、クライアントにとっては足部の不安定性や歩行時の動揺につながり、立位の安定性低下や歩行距離の減少にもなってきます。

結果、転倒リスクが高くなる・膝が痛くなる・臥床時間が長いといった問題点も解決されません。

障害の重症度や用途により介護靴の選定の目的や優先順位は変わります。

何気なく選ぶのではなく、身体機能改善につながる靴・リハビリのための靴を選んでみてはどうでしょうか。

普段の靴の選び方と同様に

1.サイズが合っている
2.かかとがしっかりしている
3.マジックバンドや紐といった調整具がある

この3ポイントは欠かさずチェックして下さい。
測ったつもり、合わせたつもりで大きい靴を履いている患者さんが本当に多いです。

素材としては

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