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ふたりはいつも

『ふたりはいつも』っていう絵本のタイトル
いいですねぇ✨

『ふたりはともだち』
これまた素敵なタイトル✨

がまくんとかえるくんがいる
そう考えると梅雨も楽しくなりそうです。

今は百合が綺麗な季節ですが
次は紫陽花ですね✨

ドラマ『わたしを離さないで』を観て
だいぶ落ち込んだというか
引き込まれてしまいました。

今回、観たのは2回目なんですが
一回目に観ていたはずなのに、
真実が胸のポケットに持っていたメモの
言葉が憲法13条だったということに
あらためて打ちのめされてしまいました。

時代設定としてはクローン技術などで近未来
それも警察国家で、
マイナンバーのように数字で人間が管理されている時代のようですね。

ということは、
基本的人権というもののない時代
憲法が失われてしまった時代ということになります。

まなみの台詞

「でもどうか私の話を聞いてください

私はある施設で育ちました。

その頃は提供者だという事は知らず、皆さんと同じく遊んだり、喧嘩したり…

ところがある日、自分の命は誰かの為にある、目も耳も、流れる血も脈打つ心臓も

これは誰かを救うためにあるのだと、捧げるのが使命なのだと

だから、お前たちは
天使なのだと教えられました。」

「私の望みはごく普通のことです。

例えば自由に歩き回ってみたい、
例えば仕事というものをしてみたい

理想の将来について語り合いたい

子供を持ちたい、

好きな人と生きていきたい

でも許されないんです。

そんな些細な事が、なぜですか?
簡単です。
それは私たちは家畜だからです。」

まなみの言っていること
願っていることが
憲法13条
『個人の自由』
そのものなんですよね。

現日本国憲法が、今の時代にあわないから
改憲に賛成だという人がいます。

時代に合う合わないじゃないんです。

『人権や自由』
これは普遍的な価値です。

個人の自由より国家権力のほうが上になるなんて嫌でしょう?
間違いなく独裁国家になります。
それが自民党の改憲草案にあらわれています。


『わたしを離さないで』を観て
憲法13条そのものが出てきたので
とても驚きました。

脚本を読み込んだ俳優は
きっと深くこのことを考えたのででしょうね。
人権なき扱いをされ、無惨に無念に
命を奪われていった人たちのことをも。




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