見出し画像

北海道民から見た「田舎」と「都会」〜『神戸』の夜景から〜

前回記事から続く、北海道民から見た『大阪』『京都』そして、今回は『神戸』

2年間、北海道の田舎娘は兵庫の大学へ通うことになり、関西に住んだ。

北海道と全く違った文化、習慣、方言、

圧倒的な「都会」である神戸の街並みは私を時に惑わし、悩ませ、そして帰りたい場所になった。


来たばかりの2年前の当時は

人が多い。
地下迷う。
ここどこなの。
、、、疲れた。

というような調子で都会に翻弄され、田舎への懐かしさを胸に都会の波と戦っていた。

北海道には、「札幌市」意外はほとんど田舎で(ちょっと失礼だけど)建物より自然と牛の方が多いのが普通。

自然の少ない都会に疲弊してしまう自分に気がついた。


将来は絶対、都会より田舎に住む!


って強く誓ったほど。


しかし、

2年間いるうちに「都会」の良さを知った。

悪いことばかりではない。

都会にも魅力があった。

画像1

キラキラ光る夜景。

ストリートミュージシャン。

クラブ帰りの若者たち。

BARでお酒を飲み交わして人生を語る大人。

大きな夢を抱いて生きる人達がそこにいた。

あのアーティストはこの夜景を見て歌詞を書いたのかな。

音楽を楽しめるようになった。

ランチとカフェと古着屋巡り

神戸の夜はジャズの街。

行きつけのジャズ喫茶ができた。

中華街はキラキラと赤やオレンジの提灯が輝いていて、旧市街地で夜の散歩


春には生田川でお花見をする家族連れ

夏になるとBE KOBEでスケボーするお兄さん

秋になれば六甲山で紅葉狩りをして

冬にはルミナリエに行くカップルが歩いてる

季節で移り変わる神戸の街並み


ここにきてわかったこと

都会はどこか心をワクワクさせて

どこか切なく、胸を締め付ける

それが私にとっての神戸

私が初めて知った「都会」というところ




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?