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【ハビー川越第2教室:後編】〜身につく力編〜

放課後等デイサービスにてご利用いただいている、「ハビー 川越第二教室」さまの事例をレポートいたします。
今回は、後編「身につく力編」です!

リンクはる



■ 子どもたちに身につく力や効果について

ー意欲が生まれる

自分で選ぶことが苦手な子でも、やりたいことの選択ができるようになっていて驚きました。
いつもは、何がしたいか尋ねても選択することが難しく、こちらから提案していました。継続してスプリンギンクラスルームを使っていくと、他の子がつくった作品が気になり始め、教室内の他の子どもたちがつくった作品を見て、「これがつくりたい」と発言できるようになりました。
子どもたちなりに悩みながらも、できるかどうかもわからないけどこれがやりたいと言えるようになったことに、大きな成長を感じています。

ー他者意識

スプリンギンを通じたコミュニケーションが広がっています。 子どもたちは先生よりも詳しいことが多く、属性の設定方法や使い方を知らない友達に尋ねることが自然と生まれます。

以前はきっかけの言葉がなかったため、尋ねることが難しかったのですが、今ではきっかけの言葉を添えて尋ねることができるようになりました。
また、先生から「名前を呼んであげたら?」という促しもあり、名前を呼んで呼びかけることができるようになりました。

ー創造力・探究心・分析力・試行錯誤力

実際に、支援の中では調べる / 探究をしている子どもたちが多いです。

他の教室の子どもたちの作品をボックスで閲覧できるので、良いアイディアや新しい仕掛けを見つけたら、編集ボタンから分析して友達の作品をアレンジしたり、どうなっているのか自分で調べたり、子どもたちの創造力や探究心を広げるきっかけになっています。

ー達成感

視覚的に終わったことや完成がわかりやすいため、自分が納得した形で終わることができるため、子どもたちにとっても成果が視覚的にも感じられることが魅力的です。

子どもの作品

■ 療育的な側面

ー見通しを立てる能力 / メタ認知

支援ではルール理解や時間配分など、見通しを立てる能力を身につけることに役立っています。
スプリンギンは一つの作品をつくり上げる際に、さまざまな作業を順序立てて行う必要があります。例えば、アイテムを作成する、プログラミングして動きをつける、場合によっては音をつくるなど、さまざまな段階があります。

子どもたちは、自分で最初につくるものをイメージしたときに、どうしたら支援時間内にやりたいことが実現できるか客観的な視点で想像し、見通しを立てて、活動に入っていきます。
そのため、ホワイトボードに活動のタイムスケジュールを書いて、言葉でも子どもたちに促しながら見通しを立てる意識づけをおこなっています。

ーワーキングメモリー

ワーキングメモリーにも役立っていると思います。作業に必要な情報を整理し、こうしたらこうなると考えたことが、作品づくりを通し、スプリンギン上で再現ができることがワーキングメモリーにも役立っています。

💡ワーキングメモリーとは?
作業に必要な情報を、一時的に保存し処理する能力」のことで、作業記憶などとも呼ばれることがあります。 ここでいう作業とは会話や計算などのことで、大人も子どもも日常生活のさまざまな場面でこのワーキングメモリを使って判断や行動をしています。




今回はスプリンギンクラスルームを通して身につく力について、「ハビー川越第2教室」の先生方にお伺いしました。
ハビー川越第二教室さまについては下記をご覧ください。

▼ ハビー川越第二教室さま




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こちらの実践事例は、創造的プログラミングアプリ Springin’(スプリンギン)の小学校向け教材サービス「Springin’ Classroom(スプリンギンクラスルーム)」による授業例としてご紹介しています。

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