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イシノアサミ様企画「『ひと色展』コラボ企画」に参加します。

イシノアサミ様企画「『ひと色展』コラボ企画」に参加します。32色の可愛らしいイラストから作品を作ります。たくさんの方が素敵な作品を寄せられていて、私も謹んで筆をとりたいと思います。

私が参加するのはこのお色。

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まだnoteを始める数年前、私はビーチコーミングにはまったことがありました。収集していたのは貝でして、たまに持ち帰れないモノ(自主規制)が打ちあがっていたときには、写真撮影しておりました。もちろんヤバイものはありませんですよ。

ビーチコーミングのシーズンは冬場。いろんな貝が落ちていて、砂浜にゆくだけでテンションが上がります。貝殻には、その貝が貝の生を全うしてきたしるしを見ることができまして、形も色もさまざま。海岸によって、おちている貝も異なります。

貝殻拾いって、子どもがはまるものだと思っていましたので、齢アラフォーにしてはまるだなんて、人生何があるかわからないものです。

本来の目的は、当時子供向けの自然教室プログラムをやっていましたので、そこに使う用途でした。ですので実際海に行ったのは数回です。

そんな中、見たことの無い色の物体をみつけて、拾い上げてみるとこの色でした。なんだったのかというと、ビーチグラスです。波に洗われてなめらかなかたちをしていました。ちょうどこの色でした。

自然の素材から人工に作られたガラス。そして割れて破片になったときにはギシギシと尖っていたのでしょうに、自然に還ると、人が「こんな色のガラスがあったら綺麗」と作った色のまま、波や風雨にもまれ、洗われて、美しいフォルムに変わったのです。自然の手による研磨とは、本当に美しいのなあと感じた瞬間でした。

その肝心な現物、探したのですけれど見つからないのです。貝の標本は箱3つくらいに収納されていて、久しぶりに開けてみたらご健在でした。。。もしかしたら他の子ども向けプログラムで使ってしまったのかもしれません。

このイシノ様のイラストをみて、そのことをはっと思いだしました。もしまだ私が持っているならば、私の家の中で失せているので、出てきたらご紹介いたします。

人はこの地球から生まれ、この地球に還ってゆく。そんな思いをしみじみと思い出させてくれたのでした。

イシノアサミ様、素敵な企画に参加させて頂きまして、ありがとうございました。

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