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我が家の付喪神候補生(noteリスペクト)

(上記は私が描いているイラストで、以下で公開中です)

先日なつのさんの、付喪神についての記事を拝見したのです。付喪神とは、長い時間使われてきた物品、道具に宿る神様のことです。

そこで、、ふと食器棚に目をやると、お皿がふたつ、目に留まり。ロイヤルアルバートのティーカップの受け皿でした。スウィートバイオレットという廃盤品。1966年に発売され、2001年まで作られていたそうです。もしデビュー品だとしたら、50年以上の年代モノでございます。最後の年に作られたとしても20年モノ。我が家の付喪神候補生でございました。これは実は、とある場所のリサイクルコーナーで、気に入れば無料で持って行っていい食器の山からこの2枚を選んで持ち帰ったものなのです。もちろん、元の持ち主もわかりません。引き取り手がない食器は、リサイクルとして他のモノに再生されるという運命を辿るのです。

なぜこの皿を持ち帰ったかというと私は紫色とすみれの花が大好き。一目ぼれでした。ティーカップは無くてこれだけでしたが、全然気にせず。ただ、後になってロイヤルアルバートということが、お皿の裏を見て発覚。ボーンチャイナとしてのリーズナブルな価格で普及した、英国王室御用達のブランドでございました。そのお皿はときどき、ケーキや気取ったおやつを乗せて使っています。リサイクル再生されるところを私が持ち帰り、少しだけ寿命を延ばしたお皿ふたつ。大切に使ってゆきたいと思います。

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もうひとつ、アラビア社製のティーカップとソーサー。これは若い頃応募して入賞した、あるイラストコンテストの賞品でして、もったいなくて一度も使ったことのないものです。これは、、30年以上の年代モノ。使わなくても、私の想いがこもっている代物なのです。もしかしたら使わないまま私の人生終えるかもしれません。こちら奥深くに収納されているので撮影断念。

上記2つのアイテムは、100年もつとなると次の代に受け継がなければなあと思うのです。私の子どもに継いでも、そのまた次の代に継いで、割れたりしなければ、付喪神になるかもしれません。ただ、割れずに受けつぐ、、、難しいかもです。そう考えると、昔の人はモノを大事にしたのだろうなあと思うのです。なつのさんのお蔭で、自分のお気に入りアイテム、さらにお気に入り指数が上がったのでした。なつのさんありがとうございました。

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