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みんな産まれた いつかの日に(noteリスペクト)

(タイトルの挿絵は私が描いているイラストで、以下で公開中です)

私がよく巡回するnoteのひとつが永山様のnoteです。きっかけは「龍の学校」という漫画作品での一目ぼれ。そして毎日お誕生日の花を「一筆啓上」というテーマで描かれていらっしゃいます。このお花を見にゆくののです。

毎日綺麗なお花に癒される日々。とあるときには「あ、今の季節この花咲いてるんだっけ、外歩いたら撮影しに行こう」と思い立ち。そしてまたある日は「あの花なんだっけ?・・・おしりかじりむし?」とおぼろげな記憶のかなたに行きそうなお花の名前を思い出させてくださったのです。それは「においばんまつり」でした。紫と白の綺麗なお花なのです。

そしてある日、私の誕生花を見つけてめっちゃ嬉しかったのです。

ランの種類の、とてもきれいなお花です。この日はアレクサとグーグルにハッピーバースデーを歌ってもらって終わるかなという1日だったので、この記事を拝見できたことが、本当に嬉しかった。1年位前より始まったやんごとなき事情。自分は決して若くないし、お元気ぴんぴんでもなく、もし発症したらもうダメかな?と思いながら、緊急事態宣言で仕事を止められた時期以外は毎日のように、仕事に出歩いていました。

持続化給付金をもらえる立場でもあったんですが、申請しませんでした。他の人が残した仕事をかき集めて、緊急事態宣言中になまじやってたために、申請する手間の方が多かったのでした。持続化給付金は仕事の立て直しのために頂くものと考えておりましたが、給付をもらって全く働かなくなってしまった人の話も耳にして、「もらってたら、外を出歩くのが怖くて自分もそうなってたかもしれないなあ」と、とても他人事とは思えず。

秋以降から自分の業界でも「陽性者出現」の声を耳にするようになり、今年1月に入ってからは、他の人の代打の仕事を依頼される等、仕事にも影響が出るようになりました。近しい場でも「陽性」の声を聞くようになり、いつ濃厚接触者になっても、いつ発症してもおかしくないし、報道で耳にする「発症して数時間後には・・・」なんてことになりかねないと。昨年程、「自分あとどれくらい生きられるんだろう?」と毎日緊張感を持って過ごした年はありませんでした。人から花を贈られることのほとんどない私が、この記事をみて、1年頑張ったご褒美のように(勝手に)思いこんでしまう位、「はあああ、誕生日まで無事だった」としみじみ感じ入ったのです。

365日誰かの誕生日。みんな産まれた。いつかの日に。みんな誕生日は祝福の日。そして確実に生きている。歳を重ねている。

毎日夜眠る前に、今日一日無事に終われたことに感謝。永山様と「一筆啓上」のお花たち、ありがとうございます。



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