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料理から想起されるエピソード

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普段作るお料理から、映画、アニメ、漫画、小説等、関連付けて想起されたエピソードを連ねてゆきます。
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#映画

漬け丼(映画「ナイル殺人事件」)

(少しだけネタバレしています)。 ブリが安かったんですよ奥様。ブリが。 いつも自宅で漬け丼作るときってマグロの切り落としを安売りの日に買ってきて作っている私。この日はちゃんとした刺身形状のブリを買えました。そのかわりに1人4切れ。大切に大切にご飯の上にのっけて頂きました。ごちそうなブリの漬け丼でした。 ごちそうが出てくるシーンと言えば結婚式やクルーズ。その両方が出てくる映画が「ナイル殺人事件」です。アガサ・クリスティの「ナイスに死す」の映画化作品です。昔むかし「オリエン

豚角煮缶詰(「グリッドマンユニバース」)

(あまりネタバレしてません)。 缶詰を備蓄用に買っておきながら賞味期限が切れてしまい、先日期限切れのなかで短めなひとつを恐る恐る開封、食べてみました。豚角煮の缶詰で、水分を足してお鍋でくつくつ温めて実食。 何とか食べられ。。。いやいや美味しい美味しい。これ、我が家のストック品認定しようと決意しました。防災備蓄品といえども味見すること、日頃から賞味期限を気にして食べることが大事なんだと思い知らされた、貴重な経験となりました。当たり前なんですが、アブラの多い缶詰は開けてそのま

ラーメン(映画「素晴らしき世界」)

(かなりネタバレしています。これから見る人は要注意)。 在宅終日缶詰なお仕事の日、休憩時間もあまり避けなくて、食糧棚からまたカロメ取って食べるのかなあ? と思いきや、家族がテイクアウトのラーメンを買ってきてくれました。お店で食べるものと遜色なくて美味しかったという。今どきのテイクアウト文化も侮れません。 カップ麺が登場する映画はいろいろありますが、プライムビデオにありました「すばらしき世界」。第56回シカゴ国際映画祭の観客賞、最優秀演技賞受賞。第47回シアトル国際映画祭の

味噌煮込みうどん(映画「護られなかった者たちへ」)

(なるべくネタバレしないように配慮していますけれどちょっとだけネタバレあり) 冬になると出てくるカボチャと味噌のハーモニー。味噌煮込みうどんでございます。ほうとうではなく、うどんを入れるためにこのような外見になりますが、その美味なこと。美味しいしあったまるしで、普通の煮込みうどん(めんつゆ味)と交互に登場します。 そこは被災地における、一戸建て。避難所から身を寄せて、食卓を囲んでうどんを食べる、おばあちゃんと子どもと若者の3人。赤の他人なのに、家族のようにお互いを拠り所に

水(映画「トップガン マーヴェリック」)

(途中より暑苦しいネタバレあり)。 お風呂上り、朝起きた時、運動会の徒競走の後。お水が極上のご馳走となることがあります。最近水道の水もお茶にして飲むことが多く、それがたまたま外で頂くミネラルウォーターの水に、驚くような美味しさを感じることがあるのです。 水が出てくる映画。しかもそこで出てくる?という場面で登場する「トップガン マーヴェリック」。言わずと知れたトム・クルーズ主演映画「トップガン」の続編で、只今大絶賛上映中なのです。絶対見にゆくぞ!と決意を固めたのが、酎 愛

抹茶と和菓子(映画「日々是好日」)

(まだ見ていないのでネタバレなしです)。 抹茶が飲みたい、和菓子も食べたい。突如としてそんな衝動が沸き起こり、抹茶買ってきていれました。和菓子はうぐいす餅。本当は上生和菓子を探してみたんですが、近所のお店の範囲内にはありませんでした。 もちろん私、茶道については何も知りません。観光地で「1000円」なんていうお値段のついた抹茶と和菓子を頂いた思い出はあります。お値段高いなあ。。。?と思いつつも、頂くと美味しくて、ほっとして、場所も落ち着いて、日本人でよかったと再確認できる

おでん(映画「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI 」)

(ややネタバレ気味です)。 さあ冬がやって参りました。おでんの美味しい季節でございます。我が家のおでんは、大根、鶏肉、ちくわぶ、卵くらいしか入れません。気が向くとこれに厚揚げ、ちくわそのもの、こんにゃくとか。あるいは冷蔵庫で見つかる補欠要員が駆り出されてきます。それを「うどんスープ」でコトコト、コトコト。これで夕ご飯のおかずになってしまうのですから、しめたもんです。 夕ご飯までに仕事が終わらない日にはうどんスープにネタしこんで煮込んでいるだけでよいのです。鶏肉の出汁が出る