光って、愛が漂う
陽だまりみたいに ただそこで光ってた
受け渡すのではなく ただ感じていた
欲望のない愛
その姿
全てが抜け落ちて透明になって
ただの愛だけになっていた
名前を呼ぶのも躊躇われるような
清らかさに満ちていて
あの刹那、貴方は人間ではなかったと思う
直ぐに人間の匂いが漂ってきて
徐々に元の貴方の姿を取り戻し
その後私は名前を呼んだ
あの時、私は愛されてはいなかったけど
あそこで生まれてたのは確かに愛だった
そんな風に人を愛せるのが凄いなと思った
私も貴方みたいに人を愛してみたい
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