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要件定義 トレーニング開催しました!

こんにちは。
スプリングコンサルティングの植本と申します。
本業ではカスタマーサクセスマネージャとして日々業務に取り組んでいます。副業にて、IT企業の新規事業支援、事業会社の情シス支援などをおこなっています。

今回は、「要件定義」トレーニングをS社様向けに開催しました!
どんなトレーニング内容であったのかその様子をお伝えします🎉

当日の参加者

S社様は、ITエンジニアを派遣するビジネス(いわゆるSES)を展開されています。今回参加いただいた方は、リーダー層を中心に受講いただきました。

システム開発のプロジェクト現場でバリバリ仕事をこなされている方々なので、ポイントポイントで皆さんに日々の現場の様子をお伺いしながら、少しでも「気づき」・「発見」があるように進めさせていただきました。

「要件定義」 の確認ポイント

要件定義をはじめる前に、いくつか確認したいポイントがあります。

どんな目的を達成したいプロジェクトなのか、プロジェクトを進めるための制約事項は、どんなものがあるのか確認していきます。

  • プロジェクトのゴール

  • プロジェクトの制約事項(コスト、スケジュール、実装方式 など)

  • プロジェクトメンバーの目線あわせ

プロジェクトの全体像を描く

プロジェクトのゴールを明確化した上で、全体像を描いていくのがよいかと思います。

最初から細かい機能の話を深堀りしてしまうと、木を見て森を見ずになってしまいますので、大枠を描きながら、スコープがづれていないか確認していくのがよいのではないでしょうか。


プロジェクト全体像のサンプル(工数管理)

以下は、工数管理が必要なプロジェクトの全体像の一例です。

システムを中心に関係者を描写します。
担当者、上司、管理者など、役割によって求められる機能が異なるため、関係者が漏れていないか確認がしやすいかと思います。

要件の抜け漏れをできるだけ防ぐことが目的

全体像を描くことで、ユーザーが理解しやすく、大きな要件の抜け漏れを防ぐことが目的です。

上記の例では、各メンバーの工数管理実績を把握することができますが、予算との比較などの機能は想定していないことがわかるかと思います。

以上、「要件定義」トレーニングの様子をお伝えしました。プロジェクト全体像の描き方や関係者の確認など、要件定義のポイントを解説しましたが、参加者の皆さんは新たな「気づき」や「発見」はありましたでしょうか?

要件定義はプロジェクトの基盤となる重要な工程です。ぜひ、今回学んだ内容を活かし、より具体的なゴールや全体像を描けるようになっていただきたいと思います。

スプリングコンサルティングでは、今後もさまざまなトレーニングを開催予定ですので、興味を持った方はぜひ他の記事もチェックしてくださいね。

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