【お悩み相談】 ”自分らしく”働くとは?
NY在住 何歳からでも諦めない人生をデザインする心理カウンセラー・コーチ 平野さきです。
今日は ココロノマルシェ に寄せられた、紅葉さんのお悩みに回答します。
ご相談文はこちら⇩
紅葉 さん
勇気を出してご相談くださったとのこと、
ありがとうございます。
いつもと違うことをやってみる、その一歩は、
すでに紅葉さんの中で変化が始まっている
証ですね。
人に相談されることの方が多いという紅葉さんですので、
しっかりされていて、話し安い雰囲気があったり、
素敵な女性なんだろうなぁ。
ご相談分を読みながら、
働くことに対する「不安」が、「恐怖」と言えるほどまでに
必要以上に大きくなってしまっているのかなぁ、と感じました。
紅葉さんが「自分らしく働く」ことができるように、
一緒に考えていきたいと思います。
「働く」のいろいろなカタチ
そう思ってしまうのも、無理はありません。
久しぶりに何かをしようとすると、誰だって気負いしてしまいますよね。
何年かぶりに元彼に会うとしたら、
きっと私は最高におめかしして、ベストな自分を見せようとするでしょう((笑) 変な例え )。
こんな話、聞いたことがありませんか。
何かを始めるとき、2つのタイプの人がいると。
準備が不完全でもとにかく始めてみて、失敗しながら学んでいく人。
もしくは
完璧に準備できるまで待ってから、始める人。
どちらの方が早く結果を出すかというと、、、、、前者。
なぜ後者の人はなかなか始めることができないのか、
それは、完璧主義。
紅葉さん、思い当たることはありますか?
紅葉さんは、0からいきなり10に行こうとしませんか?
楽しい仕事、毎日楽しく継続できる仕事、自分らしく働ける仕事、
そんな完璧な仕事をいきなり求めて、見つからないから気が滅入っている。
そんなことはないでしょうか?
もちろん、最初から10の仕事が見つかるかもしれません。
でも、いきなり10は、かなりハードルが高いですよね。
休養していたスポーツ選手が、復帰して、いきなりオリンピックで
金メダルを獲ろうとするようなものです。
それなら、例え2でも3でも、自分にできる仕事からまずは始めてみる。
その中で、自分は何がしたいのか、何が向いているのか、
だんだんとクリアになっていく中で
方向修正していく、
そんな道もありませんか?
2、3の仕事をこなすことができると、自分に自信がつきます。
その成功体験が自信へとつながり、
さらに5、6、そして8、9と進む力が生じるでしょう。
紅葉さんの場合、体力的な不安も大きいようですね。
それなら、いきなり週5日フルタイムで仕事を始めるよりは、
まずは週1、2日、もしくは3、4日でも、
リハビリ的にできる仕事から始めてみるのも良いと思います。
だんだんと慣れていきながら、
同時に、さらにコミットできる仕事を探していく、という方法もあるでしょう。
自分らしく働く、の定義
紅葉さんにとって、
「自分らしく働く」というのはどういうイメージでしょうか?
自分が生き生きとして働けること?
自分の好きな分野、関心のある分野で仕事ができること?
自分のペースで、希望の労働条件で、満足する給与を得られること?
イメージが湧かないのは、紅葉さんご自身の中で、
「何が一番大切か」が曖昧なためかもしれません。
仕事において今の紅葉さんに大切なことは何でしょうか_?
金銭的な要素、は大きいですよね。
やる気はあるのに、病気のために思うように働くことができない、というのは大きなストレスで、とても辛かったことと思います。
体力的に継続できる仕事、も、紅葉さんにとって大切だと思います。
あまりに残業が多かったり、長時間労働を必要とする職種の場合、
体力的な不安がありますよね。
その上で、紅葉さんはどんな仕事に興味がありますか?
これまでに紅葉さんはどのような仕事の経験をお持ちなのか、
ご相談文からわかりかねますが、
この際、これまでの経験に縛られることなく、
本当に自分が興味があること、やってみたいことを自由に考えてみる
良い機会だと思います。
人と沢山関わることが多い仕事?
もしくは、自分で黙々とデスクワークを進める方が自分には合っている?
チーム重視?もしくは個人のペース重視の仕事?
大きな会社で働きたい? 少人数の方が良い?
どんな業種?
例えば、
紅葉さんはアパレルショップの店員として勤務されているとします。
毎日お店で素敵な洋服を着て働いています。以前から働きたかったお店です。
しかし、先輩のお局様がいちいち紅葉さんのやることにダメ出しをしてきます。精神的に限界で、毎朝仕事に行くのが辛くてたまりません。
一方、
紅葉さんは弁当ショップの店頭を任されているとします。
先のアパレルショップのような華やかさはありません。
しかし、店長は紅葉さんを信頼して仕事を任せてくれます。
紅葉さんはどうしたらお客が増えるのか、
自分の裁量で試行錯誤し、売上を伸ばしていくことができます。
アパレルショップに比べたら月給は30%ほど低いけれど、
毎日仕事に行くのが楽しみでもあります。
紅葉さんにとって、どちらが自分らしい働き方でしょうか?
そんなところから、いろいろな面から、考えてみてください。
紙に書き出してみるのも良いでしょう。
短期の仕事で実際に試してみるのも良いでしょう。
ひとりで進めていくことは中々難しいかもしれません。
伴走してくれるカウンセラーと共に進んでいくことも良いでしょう。
紅葉さんの再出発、応援しています。
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個人セッションでは、さまざまな視点からさらに深く問題をみて、
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心理カウンセラー・コーチ
平野さき
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