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病院でも進む、キャッシュレスとスマートフォン

今回の入院について、マガジンにまとめた。

noteって「spread_bombさんが書いた #入院 のハッシュタグ」という抽出ができなくて、検索で「from:@spread_bomb 入院」としても該当しない記事が混じるので、その都度マガジンを作るしかないのは困ったもの。

それはともかく、現状について。

今回の入院で新しい検査や治療を進めていく必要があるため、先日から別の病院に転院している。
この場合、双方の病院で治療の方向性や日程を決めて手続き等を進めるわけだが、普段なら1週間程度で転院できるはずが、今回はちょうどGWに入ってしまったおかげで、それが1週間遅れる。
おかげでまるまる1週間「待つ」だけの入院を余儀なくされ、連休は遊ぶことができず完全に潰れるし、最悪のGWだった。
だから、退院したらまるまる1週間休むつもりではある。

転院で実感する環境の違い

退院後の話は決まってから考えるとして、転院によって病院が変わると環境も大きく変わるわけで、そんな変化を色々と。

売店はどちらもコンビニが入店しているが、開店時間は大きく異なる。以前の病院では7時から19時までと決まっていたが、今は24時間営業と、時間を気にせず買い物できるようになった。

(写真で病院がバレるだろうけど別にいい)

また現在は医療的に、入院中の外出は特に厳しい制限を受ける。それはどこも同じだが、今の病院は館内に大きめの庭園があるので、ちょっとしたウォーキングもできる。
室内だけでは気候や季節も全く分からなくなるので、この環境は大変ありがたい。

でも逆に、転院前は各部屋にトイレが設置されていたが今は共同トイレ。朝食は前がパン食で今はお粥だけど前者の方が好みとか、細かな違いを多々味わっている。

共通するのは、キャッシュレス化

そんな病院ごとの違いはあれど、どちらにも共通することがある。それはキャッシュレス化
売店としてコンビニや飲食店(大型チェーン店が入店)の他、患者のために理髪店などもあるが、ほとんどの店舗や自動販売機にいたるまで、クレジットカードやEdy、各種バーコード決済に対応していた。
また、転院のため病院を出るときの支払いも、現金やカードだけでなく銀行振込もあるので、その手続きをして転院先の病院からスマートフォンの銀行アプリで振り込む。

ただ、入院でテレビを見るためのプリペイドカード「テレビカード」だけは1000円札が必要になるが、それ以外で現金の支払いは全くなかった。

入院患者にとって、現金やキャッシュカードは盗難の恐れがある(実際に多発していると病院では注意喚起がある)ので、この環境は大変ありがたい。
スマートフォンも盗難の恐れがあるというか、紛失したときのリスクは高いが、常に画面を見て目を離す機会が少ない機器に集約するのはメリットでもある。

その中で少し気になったこと。理髪店の決済を見たら、クレジットカードとバーコード決済にも対応してるのに、PayPayだけ無かった
理由はだいたい想像つくが、キャッシュレス化には企業の事情も絡んでくるようだ。

※追記 理髪店のPayPay

理髪店の支払いにPayPayだけなかったと書いていたが、実際に利用したら、PayPayの支払いもできるけどポイントは付かないと言われた。そのような契約もあるらしい。

あらゆる場所で浸透するスマートフォン

ただ、そのキャッシュレスの恩恵を受けるには、スマートフォンが重要アイテムになるわけで、今回の入院でそれを改めて味わっている。
そんなスマートフォンの重要性は、私のような患者に限らない。

入院初日に撮影したこの写真にも写っているが、患者は必ず腕にリストバンドを付ける。そこには名前と共に、患者の登録番号がバーコード・QRコードで記録されている。
看護士は全員、病院で用意したスマートフォンを所持して、点滴などの時に「患者のQRコード読む~点滴にも書かれているQRコードを読む」で照合する。これで間違いを防いでいる。

そこで、転院前の病院で、看護士が検診に来たときにスマートフォンをちらっと見たら「OPPO」と書かれていた。私が所有しているものと同じだったという。
そして、今の病院で看護師が所持しているスマートフォンは、着信音がiPhoneの「マリンバ」だった。大きさから、恐らくiPhone SE(第2世代)と思われる。

人気の機種がこのような形で活躍している、そんな今の医療を実感した次第。

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