みんな、LTを積極的にやろうぜって話
LTってなんだろう?
突然ですが、LTって聞いたことありますか?
LTとはLightning(稲妻) Talkの略で、主に5分間という制約のもとで行われるプレゼンテーションのことです。
エンジニア界隈ではにぎわいを見せる催しで、勉強会やもくもく会などに行くと、かなりの頻度で行われたりします。
5分間という時間は、
・つまらない話でもギリギリ耐えられる
・短いのでハードルが低く参加しやすい
などといったメリットがあります。
「LT?何それおいしいの?」
「LTかー、たまにやってる人いるけど自分にはちょっと…」
みたいな人は、ぜひ続きを読んでみてください↓
LTのネタが無い ! そんなことは無いんじゃない?
「LTやってみない?」
と声を掛けた時に、かなりの頻度で返ってくる答えが、
「ネタが無い」
です。
しかし、そんな人たちに私は言いたい。
あなたは「ネタが無い」から「LTが出来ない」のではなく、
「LTがしたくない」から「ネタが無い」という理由を作り出しているに過ぎないということを。
いえ、決して責めているわけではありません.
私は、LTの楽しさ・可能性を知るための、最初の一歩を踏み出してほしいだけなのです。
(注意: この記事の執筆者は以前読んだ嫌われる勇気に影響されています)
とは言え、
「そんなこと言ってもネタなんて無いよ !」
「何にも思い浮かばない!」
と苦悩する方々もいらっしゃることでしょう。
そんな方々に朗報です !
LTのネタはありまーす!
どこにあるかって?
あなたの頭の中に決まってるじゃないですか !
どういったLTがウケるのか
LTは、それをおこなう環境によって内容の良し悪しが決まると思います。
つまりどういったLTがウケるかは、LTをやる場によって違うはずです。
例えば、Pythonの勉強会だったら、Pythonについての知見の共有だったり、プログラミング初心者向けだったら、初心者が聞いて糧になるような内容だと嬉しいですよね。
定番どころだと、
・自分で作ったプロダクトの共有
・失敗談
・試行錯誤したことの共有
・実際の業務などで行っている工夫などの共有
などの内容だと、発表しやすいのではないかなと思います。
特にメッセージ性が強く学びの多い失敗談などはオススメですね。
LTのネタをあぶり出すためのテクニック
1.ひたすらブレストする
時間を決めて、付箋にアイデアを書いたら貼る!アイデアを書いたら貼る!を集中して繰り返します。
他人を巻き込んでやるのもいいかもしれません。
アイデアを出すときはこれが一番手っ取り早いやり方だと思います。
2.マインドマップのようなフレームワークを使う
マインドマップは1つのワードから、どんどん枝分かれさせ、連想するワードをどんどん枝の先に記載していく手法です。
上の図では「2020年にやりたいこと」というワードから連想した様々なワードを描きこんでいます。
尚、 上図とは比較にならない程、 すごく綺麗に描いていたり、とても上手に作っている図のサンプル画像はググれば色々出てきます。
また、ここでは紹介を省きますが、マインドマップを作るのに便利なWebサービスなども多くあるので探してみるといいかもしれません。
さまざまなLTの手法
1.高橋メソッド
歴史が深いものに高橋メソッドと呼ばれるものがあります。
これは一枚一枚のスライドに、短くい言葉を使って大きいフォントサイズで表現し、テンポよくスライドをめくるというやり方です。
簡潔になりますしリズムが生まれるので、LTとの相性はよく、愛好家も多いです。
2.もんたメソッド
もんたメソッドは、某テレビ番組で、某司会者が行っていたやり方に則したプレゼン手法です。
スライドの重要な箇所の文章などを敢えて隠しておき、タイミングを見計らってそれらを公開するという手法を使います。
隠してあると、気になるのが聴衆心理ですから、聞く人の集中を促すのに便利な手法です。
これら以外にも、スライドに女の子の写真を配置する綾瀬メソッドだとか、XXメソッドと呼ばれるテクニックがあったりするので、気になる方は調べてみると楽しいと思います。
発表ツールなど
パワーポイントを使うのも構いませんし、Macbookを使ってるならKeynoteなども非常に使いやすいですね。Google スライドなどを使えば、異なるマシン間での共有も楽です。
それらの特徴を踏まえて好みのツールを使うといいと思いますが、上記のツール郡はテンプレートなどを設定できます。
テンプレートを用意しておけば、発表資料を再度作る際に、使い回せるので時短になるためオススメです。
まとめ
LTはができる人は、エンジニア組織から非常に重宝されますし、何より自身のアウトプットとして昇華できます。
「LTのネタが無い」と嘆いてる方は、まず紙なりツールなりを使ってマインドマップ等を使ってアイデアを描きだしてみましょう。
「うまくLTできない」という方は、自分がみんなに伝えたいことを主軸に、上記のような手法を参考にスライドをまとめてみると良いのではないでしょうか。
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