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記事一覧

Salmiakki crew 憤りと理性の狭間でもがくオルタナティブ・シティロック:sprayer Interview

うみのて、FILMREELで活動するムルアイ(Vo,Gt)を中心に、海部翔太(Ba / ex.夜に駆ける)、松田タツロウ(Dr / SuiseiNoboAz)、アビー・ロウ(Gt)という4人で結成されたバンド・Salmiakki crew。自ら「オルタナティブ・シティロック」と形容するその音楽性は、洒脱なリズム隊の演奏に荒々しいギターサウンドと剥き出しの歌声を衝突させることで、冷たい都市の中に埋もれまいと叫ぶムルアイの詞世界を巧みに具現化させている。 4月10日には、ライブ

気鋭インストバンド・PEEKが美しい旋律で描く景色と、楽曲展開で紡ぐドラマ:sprayer Interview

下手な詩よりもずっとリリカルな音がある。東京を拠点に活動するインストロックバンド・PEEK。彼らの楽曲は、その旋律のみをもってリスナーの脳裏に彩り豊かなシーンを浮かび上がらせ、景色が移ろうさまをドラマチックな楽曲展開で活写する。 2020年3月にリリースした1stアルバム『Afterworld』はiTunes Storeのインストアルバムチャートにてデイリー最高8位を獲得。2021年2月にはタワーレコードによるメディア・TOWER DOORSにて月間BEST NEW ART

KAIKA 愛し愛され花開く 注目の4人組ダンス&ボーカルグループ:Artist Pick Up

音楽ディストリビューションサービス・sprayerを利用している注目のアーティストをピックアップ。今回はKAIKAをご紹介! 実力派パフォーマー4人によるダンス&ボーカルグループ2023年4月29日に活動を開始したダンス&ボーカルグループ、KAIKA。「愛し愛される本能、そして秘めた才能を開花する」をコンセプトに、東京都内を中心としたライブ活動などを展開している。 メンバーは、大手テーマパークでのダンサー経験もあるRikiyaとKODAI、パッションみなぎるラップとダンス

水平線 1stフルアルバム『NEW HORIZON』も話題の旅するロックンロール・バンド:sprayer Interview

海、空、灯台、離れた町にいる誰か、戻れない過去。京都を拠点に活動する4人組ロックバンド・水平線の楽曲は、いつもどこか遠くを見つめ、その視界を切り取りながら次の目的地へと転がっていく。3月13日にリリースされた待望の1stフルアルバム『NEW HORIZON』は、そんな「旅するロックンロール・バンド」としての彼らの現在地を捉えつつ、素朴な言葉とメロディが次第に大きなうねりとなってリスナーの胸に迫る会心作に。6年間の活動の集大成にして、国内インディーロックにおける新時代の幕開けを

無装飾のインスト・エモーショナル anteの1stアルバム『beyond the ages』:sprayer Interview

ロックにおける感情表現に、必ずしも言葉や声は必要ではない。東京の4人組インストバンド・anteの鋭いアンサンブルが描き出すエモーションが、それを鮮烈に証明している。2020年に本格始動した彼らは、今年2月22日に待望の1stアルバム『beyond the ages』をリリース。憧れの存在でもあるtoeのギタリスト・美濃隆章氏をマスタリング・エンジニアに迎え、これまでの活動の集大成ともいえる全8曲をパッケージした。小細工なし、剥き出しのバンドサウンドは、直視すればするほどに生々

Takaaki Izumi 孤独と寂寞を紡ぐポスト・クラシカル:sprayer Interview

静謐で寂寞としたポスト・クラシカルな楽曲で、国内外のリスナーの心を揺さぶる音楽家・Takaaki Izumi。2月16日に配信開始した最新シングル「Shade」は、ハコノトリコをゲストボーカルに迎えた同名義で初の歌モノ楽曲となっており、フラジャイルながらも心地良い孤高の音楽性にさらなる奥行きを加えている。アンビエントの文脈に身体性を持たせるトラックメイカー・bunchoとしての活動のほか、自身の水彩画でアートワークも手がけるなど、多彩に活躍する彼のルーツや制作の裏側を聞いた。

大阪もちつきサークル 遊んで浸れるチープ・ポップユニット:Artist Pick Up

音楽ディストリビューションサービス・sprayerを利用している注目のアーティストをピックアップ。今回は大阪もちつきサークルをご紹介! 『キラキラポップ:ジャパン』にも選出された創作ユニット2023年立秋に結成された創作ユニット・大阪もちつきサークル。その全体像は謎に包まれているが、吉田靖直(トリプルファイヤー)とのコラボレーションなどで知られる大阪在住のトラックメイカー・西中島きなこが率い、イラストレーターの原田理沙がメンバーであることが明かされている。世の中で生きにくさ

Uruma そこにいない君をまなざす、SoundCloud発ノスタルジック・ラッパー:Artist Pick Up

音楽ディストリビューションサービス・sprayerを利用している注目のアーティストをピックアップ。今回はUrumaをご紹介! SoundCloud発の"ノスタルジック・ラッパー"東京を拠点に活動する新鋭HIPHOPアーティスト・Uruma。SoundCloudを中心に楽曲を発表しており、現時点で遡ることができる最古の楽曲は2022年10月19日公開の「秒速センチメンタル」だ。2023年4月に投稿された「Drama」は、2024年2月現在、1.1万回以上の再生数を記録。また、

Doona タイムレスな音とリアルタイムな言葉でグルーヴする5人組バンド:sprayer interview

ブラックミュージックをルーツに持つ2002年生まれの5人で構成されるバンド・Doona(ドゥーナ)。彼らはその優れたスキルを礎として、80年代のファンク・R&Bから00年代以降のネオソウルなフィールまでをも飲み込み、独自のミクスチャー感覚でタイムレスなサウンドを創り上げている。一方、GENKI(Vo)の言葉は現代の若者ならではの葛藤をリアルタイムに映しており、だからこそDoonaの音楽が未来に残っていくことに意味を見出さずにはいられないのだ。やんちゃで賑やかな彼らとの会話から

ArTwins "ロックンロール基地"から発信する極彩色のインディーソウル・ポップ:sprayer Interview

双子であるShowhey・Ikuhoの本間兄弟により結成され、現在は下北沢を中心にライブや楽曲制作の活動を行うインディーソウル・ポップバンド、ArTwins。2月5日に6thシングル「KING・OF・SOUL / 可愛いふたり」をリリースし、2月9日には同作を引っ提げたリリースパーティ『We Are Twins』を東京・下北沢BASEMENT BARにて開催する。往年のブラックミュージックと忌野清志郎をはじめとする日本語ロックに強い影響を受けたサウンド、加えてカラフルでキッチ

【news】お得な配信クーポンを配布中です!

本年はsprayerをご利用いただきありがとうございました! 2023/8/8の本ローンチからたくさんの楽曲と出会うことができ、皆様のおかげでとても充実した1年となりました 現在、sprayerではおトクな配信クーポンを配布中です。 ぜひ、年末年始のこの機会にsprayerでの音楽配信を体験してみてください! <みんな使える配信クーポン配布中!>sprayerでは現在、音声合成ソフトの対応開始を記念して、 2024年2月29日まで期間限定でご利用いただける配信クーポンを配

Sigma-T チルポップ・ラッパーがベッドルームから描く生活感とファンタジー:sprayer interview

夜、眠る前につける誰にも見せない日記帳のように。あるいは、布団の中で考えては翌朝には忘れている深い思索のように。「ベッドが似合うチルポップ」を掲げ2019年から活動してきたラッパー/トラックメイカー、Sigma-Tの表現には、現実と幻想、生活とファンタジーがポップなバランスで共存している。2023年に大阪から東京へと拠点を移してからは、よりフロアライクなサウンドにも対応しながら、その想像の可能性を拡張させてきた。彼の創作の原点、そして、昨年11月にリリースされ、sprayer

Cycling In Marmalade 瑞々しさと泥臭さの狭間で煌めくネオ・アコースティック:Artist Pick Up

音楽ディストリビューションサービス・sprayerを利用している注目のアーティストをピックアップ。今回はCycling In Marmaladeをご紹介! 純正ネオ・アコースティックを時代を超え継承Watashi(Vo, 12stGt)のソロプロジェクトとして2022年に発足したネオ・アコースティックバンド・Cycling In Marmalade。80年代から90年代にかけ、イギリスを中心にここ日本でも「渋谷系」ムーブメントと連結し大きな盛り上がりを見せた同ジャンルのサウ

〈前編〉sprayerメンバーが選んだ2023年リリースベスト5

2023年8月8日に本格提供を開始し、世界180カ国以上のリスナーに個性豊かな作品を届けてきた音楽ディストリビューションサービス「sprayer(スプレーヤー)」。ローンチ1年目の今年は、クリエイティブチーム"MAKES"による制作サポートの開始、15秒楽曲コンテスト『ICHIGOICHIE - SEED -』の開催などを通して、アーティストの活動を支え新たな価値を引き出すサービスの基盤を築いてきました。 本記事では、そんなsprayerの運営スタッフたちが心を掴まれた20