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Adult family 「あなたのチ○コは何センチ?」で話題のスリーピースが、下半身経由で心の奥に届けるメッセージ:sprayer Interview

今年8月、あるロックバンドのMVがXでにわかに話題を呼んだ。雲一つない青空の下、見つめ合う男女。思い出の中で眩しく微笑む彼女。そして、その二人に語り掛けるように、情緒的なコードをかき鳴らし、優しく包み込む歌声を響かせるバンドマン。その歌詞は、「あなたのチ○コは何センチ?」……。その切り抜き動画を掲載したXのポストには、2024年10月現在2万件以上のいいねが寄せられている。 センセーショナルかつセンシティブな楽曲で衝撃を与えた彼らの名は「Adult family」。今年3月

市川マコト 「過去の自分に拍手を送れるものができた」 初のソロアルバム『滴水穿石』リリース:sprayer Interview

市川マコトがアルバム『滴水穿石』を10月6日にリリースした。THE イギーポップ狂 チャコペンシルズ、クレヨンイーターといったバンドのフロントマンとして00年代中頃から活躍を続けてきた彼にとって初のソロアルバムとなる本作には、20代から書き溜めてきたというジャンルレスな全9曲を収録。一人のリスナーとしての尽きない好奇心が、ロックミュージシャンとしての矜持をもって一作にまとめあげている。同作の制作過程や、現在の音楽シーンに抱く思いを聞いた。 長年の蓄積が産んだ初のソロアルバム

nonoc 新章開幕を告げるニューシングルは佐藤純一(fhána)作編曲「ドアの向こう」:Artist Pick Up

音楽ディストリビューションサービス・sprayerを利用している注目のアーティストをピックアップ。今回は、10月18日にニューシングル「ドアの向こう」をリリースしたシンガー・nonoc(ノノック)をご紹介! デビュー5周年を迎え新天地へ「日本一小さな市」として知られる北海道歌志内市出身のnonocは、高校在学中の2018年、楽曲投稿アプリへの投稿がきっかけで映画『Re:ゼロから始める異世界生活 Memory Snow』のイメージソングおよび主題歌のボーカルに抜擢。鮮烈なデビ

梟 孤高のロックバンドがアメリカツアーで掴んだ自由と自信:sprayer Interview

2021年に始動した梟。ロックバンド未経験のピアニスト・Daisukeによる楽曲を、精鋭リズム隊・Yutara(Ba)とLotto(Dr)が支え、Yoshiatsu(Vo)による歌と言葉が物語を紡ぐ。その音は、ジャズを基調にしながらも無限の色彩を帯び、ヴィジュアルロックシーンで孤高の存在感を放っている。 今年7月には全4公演のアメリカ西海岸ツアー『ROAD TO AMERICA』を敢行。そこで得た経験は、彼らをミュージシャンとして、そして人間として、大きく成長させたという。

Acidclankら4組が出演する「sprayer®」初の主催ライブイベント<SPREEE>の開催が決定!

「sprayer®(スプレーヤー)」が主催する新イベント、<SPREEE(スプレー)>の記念すべき第1回目が2024年12月11日(水)に下北沢THREEにて開催されます! SPREEE(スプレー)は、「ばか騒ぎ」といった意味をもつ「spree(スプリー)」とサービス名である「sprayer®(スプレーヤー)」から着想を得た造語。シーンを賑やかすアーティストを掛け合わせ、そこで生まれた熱狂をライブハウスの外にも広く発信することを目的としており、下北沢THREEにて偶数月での

まっすぐ進み続ける新星スリーピース・DUCK POT 「大きい会場で大きい音を鳴らしたい」:sprayer Interview

2023年9月に結成されたスリーピースロックバンド・DUCK POT。歌心あふれるストレートなロックンロールサウンドと、近藤颯(Vo,Gt)の静かに熱情をたぎらせるような歌声を武器に、東京・神奈川を拠点とした活動を展開している。 2024年2月26日に初のEP『PROTO』をリリース。さらに9月7日に「ロックンロール」、10月5日に「LOSER’S HIGH」と2か月連続でシングルを配信するなど、結成以来足踏みせずに突き進み続けてきた彼ら。来年1月5日には、東京・下北沢ER

いびつにうねる悪意と毒とサイケデリア The Halcyon:sprayer Interview

2023年末、電子音楽家・大山田大山脈としても活動する安島夕貴(Vo,Synth)を中心に結成された5人組バンド・The Halcyon。畠山健嗣(Gt / The Ratel)、モリモトアリオミ(Gt / Closed Circle)、サエキユタカ(ex.都心)、eda(Dr / souk/yokujitsu)とそれぞれ豊かなキャリアを持つメンバーが集い、今年6月19日に初のシングル『相似形/水仙』をリリース。8月12日に同作のリリースパーティで初ライブを行い、本格的な活動

【プレイリストインのための第一歩!】アーティストプロフィール・作品紹介文の書き方を解説!

ディストリビューションサービスを経由してApple MusicやSpotifyなど各ストリーミングサービスへ楽曲配信を行う際、入力を求められる「アーティストプロフィール」や「作品紹介文」。記入は必須ではないため、空欄のまま配信申請をしたり、簡素な内容で済ませているアーティストもいるかもしれません。 しかし、ストリーミングサービスでさらなるリスナーを獲得するためには、「アーティストプロフィール」「作品紹介文」を適切に設定することが欠かせないのです。 この記事では、「プロフィ

D.I.Y.バンドマン・ティンペッツ吉田 翔平に聞く、自主企画イベントの作り方と心得:sprayer Interview

ライブハウスが企画・制作するブッキングライブに対して、アーティスト自らが会場をレンタルし主催するのが自主企画イベントだ。音源制作や配信、ブッキングライブへの出演をこなし、次なるフェーズへのステップアップとして開催を目論んでいるアーティスト / バンドマンは少なくないだろう。 今回は、D.I.Y.な活動を続け、8月4日に新宿3会場を用いたサーキットイベント『TOO HOT! circuit』を成功に導いた4人組バンド・ティンペッツの吉田 翔平(Vo)を招き、イベント制作の段取

あらゆる距離をこえて ボーダレスな自然派ポップトリオ・KOMONO LAKE:sprayer Interview

イラストレーターとしての顔も持つシンガー・Kanbin、元Kero Kero Bonitoとしても知られ、ソロワークでも活躍するロンドン出身のプロデューサー・SKYTOPIA、Night Tempoらのサポートワークもこなすベーシスト・Kurojiの3人からなるユニット、KOMONO LAKE。 それぞれのルーツや活動拠点を時に交わらせ、時に散開させてきた彼らは、Kanbinが台湾に滞在している2022年11月に1stアルバム『SUNSHOWER』をリモートで制作しリリース

バク 金沢発スーパーエンタメロックバンド「誰も嫌な思いをしない空間を作りたい」:sprayer Interview

8月17日、ロックバンド・バクがEP『レベッカ』をリリースした。2022年に結成された彼らは、地元金沢を拠点とし、ユーモアたっぷりの楽曲とライブパフォーマンスを武器に活動中。一時はメンバーが一真(Vo,Gt)のみとなるものの、今月から新メンバーに愛子(Ba)を迎え、新たなスタートを切っている。 そんなバクの特徴は、何よりも楽しさを最優先した「スーパーエンタメロックバンド」であること。ヴィジュアル系シーンに憧れバンド結成を決意したという一真は、どのように現在のスタイルに至った

WooDee SoundCloudシーンから羽ばたく新星アーティスト:sprayer Interview

2003年生まれ、2022年11月からキャリアをスタートさせ、東京を拠点に音源制作やライブ活動を行っているHIPHOPアーティスト、WooDee。2023年8月にSoundCloud上で公開した楽曲「ゲツヨウビ」は約2.2万回(2024年8月現在)の再生回数を記録し、今年3月には初のサブスク配信作品「Endless Story」をリリースするなど、10代のリスナーを中心に着実に支持を広げている。 8月16日には待望の2ndシングル「White」を配信開始。前述の「ゲツヨウビ

ひぐらしず プログレッシブマスロックな二人組が切り拓く、学生バンドシーンの未来:sprayer Interview

2023年3月に活動を開始した、東京のオルタナティブツーピースバンド・ひぐらしず。「プログレッシブマスロックバンド」を自称する彼らは、一筋縄ではいかない変拍子とユニークな楽曲展開、そしてダンスミュージックやボサノバまでをも包摂する豊富な音楽的ボキャブラリーをもって、たった二人とは思えない(あるいは二人だからこそ織りなせる)無限の想像世界へとリスナーを誘う。 2023年7月にはバンドコンテスト『エマージェンザ・ジャパン2023』にて決勝大会に進出し、今後さらに目が離せなくなる

Agaki 『ICHIGOICHIE』最優秀賞受賞! TikTok発の超新星SSW:sprayer Interview

音楽ディストリビューションサービス・sprayerが開催する、アーティスト・ファン・sprayerの一期一会をテーマにしたシリーズ型のクリエイティブイベント『ICHIGOICHIE』。第2弾となった『ICHIGOICHIE 2 - GROW -』では、「まだ配信したことがない音源」を条件に、15秒~150秒の楽曲を募集した。 前回の倍以上に及ぶ応募から見事最優秀賞を受賞したのは、兵庫県出身のSSW/コンポーザー・Agakiによるポップロックチューン「ファンファーレ」だ。20