230102 - 一歩踏み出せる年に

ぬるっと始まった2023年。今年もゆるゆるペースでnote更新していきたい。

年越しといえば東急ジルベスターコンサートのカウントダウン。今年も大成功でよかった。静かに終わるのは初めてで、なかなか不思議な感じだったけど。
個人的にはカウントダウンの緊張感から解き放たれた新年一発目の演奏が好き。明らかに生き生きとしていてちょっと面白い。
あと今年は指揮者の鈴木優人さんとピアノの角野隼斗さんの即興ピアノ連弾が素晴らしかった。2人とも即興演奏を得意としているだけあってその技術力は圧巻。楽しい一夜だったなぁ。



これを書いているのは深夜2時頃。
新年の抱負でも書こうと思ったのだけどちょっと駄文を連ねることにする。正直読んでて楽しいものでもないので、嫌な方はわーっと飛ばしてほしい。


今私は多分とても人生を見失っている。


なんとなく人より頭が良かったから、そこそこ偏差値の高い中学を受験した。そしたら当たり前だけど周りの人は頭が良くてみんないい大学を志望していたから、私もそれに従って所謂いい大学に進学した。理系が得意で文系が苦手だったから理系に進んで化学を専攻した。化学を専攻したらみんな大抵企業の研究職を目指すから、私もそれに従って研究室を決めて院進しようとしている。

ずっとなんとなくで人生が進んでいた。もちろん大きな挫折をして立ち止まってしまった時もあったけど、結果だけ見るとレールに従って生きてるなと思う。決してこの人生が嫌というわけではない。むしろこれ以外の道はなかったとまで思っている。けど、なんとなく、空っぽに感じてしまう。

こうしたいという気持ちが全く湧き上がってこないのだ。課題やバイトをとりあえずこなして目の前の事柄を消化していく毎日。私は今どこに向かっているんだろうかと不安になる。なんとなくで走り続けてこのまま人生が終わるんじゃないかと。それが普通なのかもしれない。社会に出たらその繰り返しなのかもしれない。けどもしそうなのだとしたら私はとても怖い。生きていくのに十分なモチベーションが保てなくなりそうで。目の前のことをただ片付けていく機械のような生活のどこに喜びを見つければ良いのだろう。もし動けなくなってしまったらどうなってしまうのだろう。とても怖い。

私は将来何をしたいのか、まださっぱりわからない。出来ることなら社会に出る前に消えてしまいたいと思っているくらい。それが無理なのはわかっているのだけど。ずっとわからないのままここまで生きてこられたけど、そろそろ逃げられない段階にきてしまったのを感じる。腹を括って社会に出て生きていかなければならない。何一つ心構えが出来ていない自分があまりに未熟で虚しい。

一度自分の弱いところに目を向けてしまうと一気に走り出す力を失ってしまう。全部投げ出したい衝動に駆られてしまう。けどそれをしてしまうと過去の私への裏切りだからしたくない。そんな葛藤にまた苦しむ。


正直今はとても苦しい。
けどゆっくりとでも進んでいかないといけない。
進めば何か見えるかもしれない。なんだかんだで人生上手く回るかもしれない。そう願うしかない。
今年はきっと一つ転機となる年。どうなるかまだ予測できない。けど多分、何とかなるんだと思う。

何か少しでも、将来を自分のものに出来る年にできたらいいな。今年の抱負。

これはいつかの夕日。初日の出は起きられなかった。



元気が欲しくなると決まってこれを聴く。間違えてもいいじゃないかっていう自由さとか気楽さが好き。2人の歌声もマッチしてて心地良い。

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