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#7 ストレッチ直接的に怪我予防はできないけど、間接的には怪我予防につながるんじゃないか?

こんばんは!
今回は「ストレッチがなんだかんだ怪我予防につながるんじゃないの?」というテーマでお話ししていこうと思います。

ストレッチをする“だけ”じゃケガをしづらい身体を作ることができないことは広まってきていると思いますが、そこから「ストレッチで高めるのは柔軟性だから柔軟性はいらないんだ」となっている人を見かけることもあります。

これはあまりにも飛躍しすぎていて、ストレッチの良いところもあるし、そこを掘り下げて考えていかないとあかんやろと思ったので、この問題に対する自分の考えをまとめてみます。

結論は
①競技に必要な柔軟性がない人はやるべき
②トレーニングに必要な柔軟性がない人はやるべき
③新しくできた可動域に対しては筋力もつけるべき

書いてあるまんまなんですが、一応それぞれ説明を入れていきますね。

①競技に必要な柔軟性がない人はやるべき

例えばゴルフのスイングにおいて、胸椎の回旋可動域や肩関節の可動域はとても重要です。
この部分に関わる筋肉の柔軟性が低下していれば、可動域の低下につながり、テイクバックが浅くなってしまうのは想像できますよね?
そうなるとヘッドを加速させる距離も短くなるので、ヘッドスピードを高めることも出来ないし、無理にテイクバックを深くしようとすれば腰を痛める可能性も高まります。

②トレーニングに必要な柔軟性がない人はやるべき

ストレッチが間接的に怪我の予防になるんじゃないかと思っているのは、この理由が大きくて、トレーニングって基本的には柔軟性がないと出来ないことが多いんですよね。
深いスクワットは股関節・足関節の柔軟性がないと出来ないし、デッドリフトも股関節の柔軟性がないと安全性の高いフォームでできません。
前回軽く触れましたが、ウエイトトレーニングのケガの予防効果は間違いないので、体が硬くてウエイトトレーニングで適切なフォームが取れない人はストレッチを通して柔軟性を向上させて、適切なフォームでウエイトトレーニングができるようになればケガの予防につながりそうじゃないですか?

③新しくできた可動域に対しては筋力もつけるべき

これもよく言われていることで、ストレッチだけじゃケガの予防ができないのは、これが原因だと思っているんですが…
基本的にストレッチでつけた柔軟性には筋力が伴っていないので、可動域が広がっていたとしても、そこの範囲は自分で制御できる範囲ではないので怪我のリスクは高まります。


さいごに

ストレッチの体へのストレスは低いので、体の硬い人はストレッチやればいいんじゃない?
そして、新しく獲得した可動域を目一杯使ってウエイトトレーニングやりましょうよ!って話です笑