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アナログな場に 願っていたこと

こちらの記事は
ワークショップデザイナー育成プログラムの
修了生アドベントカレンダーの記事です

WSD Advent Calendar 2021
10日目の記事になります

WSDで学んでいた時には
こんな感覚になるとは
予想もつかなかった

オンライン

舞台もやっていたことから
アナログに場を作ることに
価値を感じていた

手を動かし 模造紙を書いたり
物理的な会場を作り 導線を考えたり

プロッキーをつかって
たくさんの絵や 言葉を書いた

きゅっ きゅっ きゅっ

こうして手を動かすことが
ワークショップの芯を作ると
信じていた


けれど それは
一部分でしか 無かった

環境が激変した

いまでは集合するものは
限られたものばかり

オンラインでできるものは
できるだけ オンラインにし

対面でなければ いけないものは
厳選された ものになった

この劇的な 外的環境の変化で
僕の思い込みは崩れた

対面で アナログなことは
必ずしも 最善ではない

対面と言われると 
僕自身も 気持ちが揺らぐ 

ざわ ざわ ざわ

オンラインで デジタルな方が
時として 良い場合もある

であるならば

自分は どうしたいのか
ほんとうは 何に取り組みたいのか

それを 
考えされられるようになった

僕が かつて
対面や アナログなやり方にこだわり
場に活かしたかったものは 

一体 何なのだろうか


思い返してみて
対面な アナログな場を作る際に
気をつけていたことは

いかに安心して 
問いに触れられるか

開く場が 来てくれた人を
受け入れていることを 表現したかった


違和感なく すっと
入ってくる流れに なっているか

適切な言葉を
選択しているか

気持ちがふっと 軽くなるような
遊び心が あるか

そんなことを 考えていた

では そういった来てくれた人を
受容できる場を作ることが
目的なのかと言ったら そうではない

願っていたのは その先

安心した場だからこそ生じる
自身の変化だ

いままで話せなかったことを
口に出せた

自分の新たな側面を知れた

自分がもっと好きになった

そういった 心の深いところにある
変化を 産み出したいのだ

世界が変わってしまうような
そんな変化を

では

いま この環境で 
変化を生み出すために 
何ができるのか

前よりも 答えに近いところで
考えられるようになった気がする

かんがえる ためす ふりかえる

場作りは続く
願いを 現実にするために

いただけたら、とてもうれしいです!サポートは、台紙となるマーメイド紙、絵に使う画材、額装、などの道具代に還元させていただきたいとおもいます。