第一曲 【ヨルシカ:テレパス】
ひょんなことから
運営に 関わることになった
コミュニティがある
CTIジャパンで 学んだ人たちが集う
CTIコミュニティ
そのslackチャンネルの中に
こんな チャンネルがある
Co-Active(*2) ソング
数多に散らばる 楽器の中から
コミュニティメンバーが
各々エッセンスを 感じる曲を
投稿するチャンネルだ
細々と 続けていたのだけれど
楽曲数が 増えてきたので
noteに 書き残してみる
一曲目は この曲
*
楽曲は 二人の対話のように
物語が 進んでいく
僕には その姿は
コーチとクライアント のように見える
なかなか 自分の気持ちを
言葉にすることが できないクライアントは
必死に 気持ちを綴っていく
コーチは 感じたことを言語にし
クライアント本人に 返す
クライアントは 何度も何度も
自分の内面を 言葉にしようと試みる
懸命なその姿を見て コーチは祈る
歌うというのは きっと比喩
自分として 生きて と
願っているように 聞こえてくる
*
クライアントの 苦しみは続く
自分のことが わからない 表現できない
あぁ もどかしい
積み重なった 気持ちは
いつの日か 限界を越える
歩きたくない というのは
歩きたいという 気持ちの裏返し
本当は 歩きたい
しっかりと この足で歩きたい
けれど 歩きたいのに 歩けない
だから 歩きたくない
コーチは 今までの曲の流れと異なり
ここでは 応答する言葉を
敢えて 投げかけない
その分 転調する曲と同じように
今までよりも より一層
深く 強く 寄り添う
曲はクライマックスへと 向かう
言葉は あえて投げかけなかった
言わない方が 伝わることもある
クライアントも それに呼応するように
何かを 掴み取った
最後の歌詞は
今までと 異なる表現へと変わる
だろうか と自問自答していたのと比べると
だろうね と相手に語りかけている
一言の 違いだけれと
明確で 本質的な違いがそこにある
歌詞に 鉤括弧がないのも意味ありげだ
言葉に ならずとも 伝えないことは
伝わったのだと 思う
*
この曲を聴いた時 僕は
このコースのことを 思い出した
何かを 掴み取っていく過程に対して
真摯に 寄り添い
思考を 促進させていく姿勢は
まさに コーチの在り方を示しているように
僕には 感じられた
こんな 優しくて 深い
関わりが 僕にもできたら
*
*1 CTIジャパンのHP
*2 CTIジャパンのコーアクティブに関するページ
*3 プロセス・コースとは
CTIジャパンの提供するコーチング・コースの一つ
いただけたら、とてもうれしいです!サポートは、台紙となるマーメイド紙、絵に使う画材、額装、などの道具代に還元させていただきたいとおもいます。