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もう やめよう

もう やめよう
きっと もういいんだ

もう やめよう
自分の首を 締めるのは

もう やめよう

コーチングに であったのは
カウンセリングに 行き始めた頃

人を救う 人の関わりに
興味を 持った

ただ カウンセリングには 
公的な資格が 必要だった

それもあって コーチングに
興味を 持った

性格診断を やっても
対人系の職業が 並ぶことが多い

それも 背中を押した
僕は コーチングを探求しはじめた

受け始めてすぐ 自分の何かが
変わっていく 感覚があった

僕は このはたらきを知りたいがため
コースを 受講し始めた

他の 誰かのためではない
あくまで 自分のためだ

自分のために コースを受け
プロの コーチをつけた

そして 願ってしまった
こんな関わりが できたらいいのに と

この 憧れた気持ちが
自らの願いが 牙を立てる

自分が コーチとして
関わる時間の中で
幾度となく 心に噛み付く

がぶ

あの人なら 
こんな関わりはしないだろう

がぶ

あの人なら 
きっと違う言葉をいうだろう

がぶがぶがぶ

ちがう ちがう ちがう
これじゃない これじゃない これじゃない

牙は 我が物顔で
血だらけの僕に 言い放つ

お前のは 紛い物だ と

痛い

内なる罵倒が ひと段落すると
ようやく 冷静に考えられる

では 同じ振る舞いができたら
いいのだろうか

現実的には 不可能だけれど
仮にそれでも やれたとしたら
果たして 正解になるのだろうか

いいや 違う
きっと 違うはずだ

同じなのが 正解だとしたら
他の人である 意味がない
みな その人に頼めばいい

ならば

僕は 
僕なりの形でいいはずだ

例え それが
受けた理想の形と 違っていたとしても

噛まれた 心の傷は
未だに 癒えてない

でも もう いいんだ

理想の形に ならなくても
憧れと 違っていても

僕は 
僕なりの形を 追えばいいんだ

きっとこれは 
コーチングだけの話じゃない

キャリア とか リーダーシップ とか
働き方 とか 生き方 とか
人生とか

きっと それでいいんだ

思い通りには いかない
自分なりの形だ
それこそが 正解なんだ

いただけたら、とてもうれしいです!サポートは、台紙となるマーメイド紙、絵に使う画材、額装、などの道具代に還元させていただきたいとおもいます。