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SPORTYMARKET 出店者No,4 〜『SPORTS』×『ブレインフード』〜

【自己紹介】

松﨑 祐子 (まつざきゆうこ)

1993年 東京都出身。

現在は主人と2人暮らし(現姓 嶋沢祐子)

趣味はお笑い芸人さんのYouTubeをみる事と、街中華探し。




【今までの経歴】

大学に入学時は、調理師の資格が取れる夜間の専門学校も通い、ダブルスクールを考えていた。

しかし“日本一”を目指しているラクロス部に魅了され入部。

その理由として、スポーツを最高の環境でやれる最後のチャンスに、自分がどこまで行けるか試したかった気持ちが大きかったことがあげられる。迷いもあったが、大学在学中にしか出来ないカレッジスポーツを優先した。


ラクロス部の生活は、一言でまとめると、“苦しかった”この一言に尽きる。

言い訳として素手×球技が得意であった、、、と言いたいが言い訳はしない。笑

棒を使うラクロスは最後まで攻略出来た気持ちにはならなかったが、

それでも大学3年生の時、部内の年間MVPに選ばれもした。



一般的な就活を考えては見たものの、やはり食について学びたい心残りが大きくあった。

自分が興味を持っているモノを武器にして社会に出たいと考え、卒業後の進路を迷いなく栄養士の資格の取れる専門学校入学を決めた。



専門学校在学中、栄養士の卵としてフィジーへのインターンに行った。

日本の死因で1位は癌だが、その当時フィジーの死因で1位が『肥満』。

私は村の幼稚園に配属されたが、このインターンでの衝撃が今でも色濃く残っていて、自分の原点になった。


フィジーの幼い子供のお弁当は、バターたっぷりの菓子パンと、スクランブルエッグと、スパム。最初は冗談かと思ったが、皆当然のように毎日脂っこいものを食べていて、現地のコーディネーターからは子供には『リンゴを食べさせていればOKよ!』と言われた。


日本では『食育』という言葉が定着していたが、7000km離れたフィジーでは、脂っこい食事or果物の二択。

大きな問題があると感じると同時に、解決できる自分になりたいと感じた。


その経験を基に就活をする事になる。

就活は大企業に入りたいという軸ではなく、『いかに自分がなりたい自分へ成長できるかを』軸として企業を選んだ。


1社目では保育園の栄養士

2社目では料理教室の運営

3社目では企業内保育園の栄養士


3社目で栄養士としての自信も付けられ、自分のやりたいコトを副業で行うために雇用形態を正社員から業務委託に切り替え副業を開始する。

これが今行っているbrain kitchenへと繋がる。



【今の活動を始めたキッカケ】

1社目で保育園の献立を立てている際、『ブレインフード』に出会いその魅力の虜となる。


食事には大きく分けて2つある。

筋肉のための食事 か 脳を育てる食事


筋肉に関してはイメージしやすいと思う。

脳に関しては成長が目に見えにくいので興味が持たれにくいけど、私はハマった。

そこからアメリカの研究結果を自分で調べ、どんな効果が出ているのかを探し始めた。


論文を読めば読むほど、脳を育ているというブレインフードをやらないのは勿体ないとその時思った。



『日本にブレインフードを広めたい』


この気持ちを胸にマーケティングを無視して、brain kitchenを立ち上げた。

マーケティングをわかる人なら効果の分かりにくいブレインフードなんて関わらないだろう。

今の自分が当時の自分に声をかけるなら、間違えなく“やめておきな”と言う。




創設してから、どうしたら日本人の日常にブレインフードが溢れるのか考え続けた。


brain kitchenの看板商品であるグラノーラに行き着くまでに試行錯誤を沢山した。

時には自分でも『これはどうなんだろ、、?』と疑問に思うモノを創ってみたりもした。


今思うのはブレインフードを知らない人にでも『わかりやすいモノ』を創る事が大事だという事。

ようやく軸は仕上がってきた。





【これからの展望】

青山のファーマーズマーケットに出たり、ECサイトを展開したり色々な方が今までにグラノーラを手にしてくれた。

有難い事にリピートしてくれる人や、購入してくれた人がご友人に薦めてくれたり、嬉しい出来事が多い。


ただ、並行して色々な課題も感じている。

グラノーラの認知は上がったが、『ブレインフード』としての認知はまだ低いと言うことだ。

ブレインフードの認知を広める為には、今まで以上の活動が必至である。



全く広まらないブレインフードに、心が折れそうな時が正直ある。

しかしbrain kitchenを愛してくれるお客様方、こんな生き方を文句も言いながら許してくれた両親、

無償の愛で協力し応援くれるハートフルな友人and主人の顔を思い出すと、

ブレインフードの虜になって数年経つが、いつだって頑張れてきた。

それは大前提としてブレインフードが好きだからだと思う。


将来的には、自分の商品を加工して提供するカフェや、常設で商品に触れる事が出来るストアを開いたりやりたい事は沢山ある。

だから今は自分が信じたモノを真っすぐに開発し続けていきたいと考えている。


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