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#7 2015年の1年

慶應大学の通信制と

アルバイトをしながら

アメリカに行くお金を貯める。

または日本の大学のパイロット学部を受けようと

あらゆる奨学金を調べていた思い出がある。

しかし高額すぎる。

慶應大学の通信制を卒業すると

慶應大学の卒業扱いとなる。

慶應で卒業すればある程度の企業には入れるんじゃないだろうか。

しかし最短でも卒業できるのは26歳。

そんな歳で何にも経験のない自分が入れる企業も無いんではないだろうか。

あらゆる思考が巡り巡っていたと思う。

不安・心配・落胆・自己嫌悪

そんな思いの繰り返しだった気がする。

自分に自信なんかこれっぽっちもなかった。

何の為に生きているのだろうか。

そんな思いもあったと思う。

細かいことをよく覚えていない2015年。

ただ、この時の救いだったのは本と、

人がやらないこと、人がやりたくない時に何かやることを意識した。

これは自分自身への救いの面もあった。

人がしていないことをしているんだから

普通の人生ではないだろう。

それは一種の逃げだったかもしれないが

この当時の自分にとっては数少ない

自分への自信だった。

大雨が降っている時にあえて走った。

そうすると晴れの日はわからない、水の流れや欠陥的な道が発見される。

夏はクーラーを付けない、冬は暖房を付けない。

これは意味あったのかと思うが、、、

今となってはちょっと暑くても寝られるし

真冬に半袖でも生活可能(海外で役立った??)

何をやったかは別にして

人とは違う道をあえて見るということを

当時はそこまで深く考えずにやっていたのは良かったんだと思う。

混んでいる店ではなくて、目の前の空いている店にこそ可能性がある。

人がやっていることをやるんではなくて、あえて人がやりたくないこと

少ないことをやる。

悪い言い方をすれば天邪鬼かもしれないが。。。

そしてあらゆる偉人の本。

稲盛さんの本を読んでは、あぁJALに入りたい。

本田宗一郎さんの本を読んでは、できないことなんてないと思い。

野村克也さんの本を読んでは、自分自身で考えることの大切さを学んだ。

この時、野村さんの本で読んだ言葉が

今でも自分の生きる基になっている。

『財を残すは下、事業を残すは中、人を残すは上なり。 

されど、財なさずんば事業保ち難く、事業なくんば人育ち難し。』

社会・そして人間としての全てを表している。そう思った。

この言葉があったからこそ

2016年以降に繋がっていった。


Sports for Better 代表


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