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大人のメガネと、子供のメガネ

前回紹介したSingalifeのウェビナーにまた参加。
今回は、早稲田大学ラグビー部の監督も務め、今は株式会社チームボックスを率いる、中竹竜二さん。
自身の組織のマネジメントに課題を感じており、最近本も読んで、一度話を聞きたいと思っていた方。
今回も、こんな魅力的なゲストが、シンガポールで主催されたウェビナーに参加。しかも、参加無料。こんなにありがたいウェビナーはない。

期待通り、質の高い1時間であった。
1時間を1時間と感じさせない進行(ウェビナーなのに)
コロナ禍でマネジメントが抱える課題に対する完結で的確なアドバイス
心にグサグサ刺さってくる言葉が多かった。

印象的だったのは、「事象」と「認識」を区別するところ。
「事象」は、事実、実際に起こっている事で、変えられない
一方、「認識」は見る人、角度、観点によって変わる。よって、どんな事象もポジティブに認識する事は可能である。シリコンバレーでは、「失敗」という言葉がない。「失敗」は未来に向けての「Good Try」だと。なるほどと思った。

「ポジティブに物事を認識する」と、次のアクションの回数、そのスピードが高まるらしい。確かに、否定されるよりは、気持ちはよくなる。
「大人のメガネ」を磨いて、「事象」を見る・とらえる訓練が必要らしい。

反対に、ちまたでは「子供のメガネ」をかけた大人が多すぎるとのこと。
「子供のメガネ」をかけた大人は、以下のような「認識」が多い。
  1)世間の捉え方:コントロールできると勘違い
  2)個人的な好き嫌いを、良しあしに置き換える。 人への否定など
  3)(無駄に)他社への関心(嫉妬)
いるいる。。。自分もそういうときがあることを認識。

「大人のメガネ」は、1)自身の振り返り、2)他社からのフィードバックを繰り返す事で鍛えられるとのこと。たしかに、最近1)をする機会がおろそかになっていた、、、

そして、「雑談の重要性」。
マネジメントにおいて、組織内のメンバーの「事象」とどう思っているかの「認識」を把握する事が大事。そのためには、仕事ではなく、雑談が重要。特に、この在宅が続く中では意図的に雑談の機会を創るのだと、、、

早速、明日から雑談の時間を作っていきたい。


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