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落ちるように
ダラズさんのイラストを、いつもヘッダーに使わせてもらっています。たくさん種類があるので、文章の内容に合わせて選ぶのがすこぶる楽しい。そしてこのイラストをよく選んでしまう。違うのにしようかとも思うんだけど、やっぱりこのイラストが一番しっくりくる。おそらく自分の一番言いたいことって、これなんだろうなと思ったりします。
”もう少し力が抜ければよかった”
アスリートが自分の ”走り” や ”泳ぎ” や ”プレー” を振り返った時、そんなコメントをよく口にします。私たちは、ついつい身体に力が入ってしまう。
”ちゃんとしなさい” とか ”しっかりやりなさい” とか ”一生懸命に” とか、多くの人が大人から ”そういうこと” を言われて育ちました。”ちゃんと”の答えを子供ながらに探してきた。そして ”ちゃんと” とは、どうやら ”力を入れれることらしい” とそれらしきものを見つけ出した。
良い結果を出すには力を入れる。それが染み付いた。その癖から抜け出すことは、なかなか難しいようです。
私たちは日常生活の中でも、そこそこ力が入っています。
力なんて全然入れてないよ!
みんなそう思っている。でも、もっと力を抜いた状態というのがあります。歩いている時、立っている時、座っている時、そして寝ている時でさえ、もっと力を抜いた状態がある。
もっと力を抜いても立っていられる。もっと力を抜いて歩くこともできる。寝ている時だって、筋肉が骨からこぼれ落ちそうなぐらい、だら〜んと完全脱力することができる。
すると、あれっ、結構力って抜けるなぁと気づいたりします。
ナマケモノになったつもりで、”だら〜ん” としたら、身体の才能はアップを始めます。いいんですよ、もっと力を抜いて。
私たちの足元には地面があります。その地面が急に無くなくるとします。すると地球の中心に ”うわぁ〜っ” て落ちていく。でも驚かなくていいんです。ただただ落ちていく。全身の力を抜いて、”ふわぁ〜っ” て落ちていく。
そんな風に、身体を地球にぜ〜んぶ預けちゃう。
そう、地球の中心に落ちていくように。
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