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はじめて、スポーツビジネスキャリアの指針を創りました。

世界で、日本ではじめて、「スポーツビジネスキャリア」の指針を創りました。短期・中期・長期にわたり、どう専門性と網羅性・実装経験を積み重ねていくべきか。ずっとミッションスポーツとしては、発信続けていますが、ビジネスパーソンは現業(スポーツ以外でも)を深掘りすること、学生なら現在学んでいることや活動を深掘りすることを推奨しています。狭い意味でのスポーツビジネス評論は危険です。今回作成した、スポーツビジネスキャリアの指針は、長期的に人生もかけて長く取り込めるように創りました。自分の専門領域≒社会的な価値提供≒パーパス(存在意義)を確立していくキャリア指針。

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①キャリア:網羅性・専門性・持続的成長・実装実績

スポーツビジネスのキャリアについてですが、長期的にも、「網羅性」「専門性」「持続的成長」「実装実績」の取り組みだと考えます。短期的に、”新卒でクラブに就職すべきか否か””クラブで働きたい。でも収入減るしな””スポーツチームと弊社は仕事しています。すごいでしょ。”のような稚拙な議論が、ずっと続いています。しかし、仕事・職業とは、「専門性=プロ」「実装実績=プロ」「網羅的な知識・経験・人脈(クラブだけじゃない、そのスポーツだけじゃない、グローバルも、ナショナルも)」「持続的に学び、経験を積み重ね、成長していく」組み合わせ、積み重ねが、価値提供できる物量を増やし、持続的収益を増やせる、ステータスも上がっていくと考えます。例えば、MSBS(ミッションスポーツビジネススクール)のゼミ生も、クラブに就職した学生・転職した社会人、クラブ・連盟職員で価値とナレッジを高める方、スポーツのパートナー企業に転職した社会人、パートナー企業にいてそのアクティベーションのレベルやマーケティングのレベルを上げる方、コンサルや商社にいてスポーツ事業に参入した方、代理店やプロダクションにいてスポーツマーケティングにチャレンジする方、スポーツ関連企業以外にいながら、スポーツマーケティングを学び、現業との掛け合わせを模索する方、僕のようにスポーツの分野で起業する方、弁護士(6名!)をしながらスポーツ法務やガバナンス・肖像権・NFTなどのナレッジを上げたり、選手のエージェント業務をする方、さまざまです。しかし、それは短期・中期・長期的にも、「網羅性」「専門性」「持続的成長」「実装実績」を積み重ねる指針を認識すれば、スポーツビジネスのキャリアを考えることができます。

②行動原理:強化・育成・普及・事業

スポーツの組織は、行動原理として、強化・育成・普及・事業があります。これは、すべて必要です。一方で、また稚拙な議論”スポーツは勝利がすべてではない。いや勝利がすべてだ””日本はスポーツで金儲けをすると叩かれる風潮がある”などがずっと続いていますが、そんな段階はビジネス上は、とっくに終えています。強化も大事、育成も大事、普及も大事、事業も大事です。

③課題領域・ビジネス可能性別:

スポーツビジネスは可能性と課題と課題解決の宝庫です。スポンサーシップ・パートナーシップ”だけ”で、世界で10兆円以上の市場があります。日本でも、国内オリンピックのパートナーだけで、3500億円。ここでは、詳細は書きませんが、ミッションスポーツは、スポーツ市場のポテンシャル(スポーツ庁の15兆円の話とは全然別)のデータを取り揃えており、市場は魅力的です。ただし、近年議論されてるのは、それぞれのポジショントークでの、スポーツビジネスが語られていますが、下記の30が、スポーツビジネスの可能性と課題・その解決領域で、この領域(複数)を深掘り・キャリアとして積み重ねることによって、”稼げる”スポーツビジネスになっていきます。いま、とても危険なのは、狭い領域(デジタルとか、ガバナンスとか。もちろん重要ですが、最重要では全くない。)をスポーツビジネス、スポーツマーケティングとして煽られる風潮が、ずっと続いています。「網羅的」に、「専門的」に課題を解決しながら、ビジネスキャリアを積み重ねる。ちなみに、僕は、これらの領域をほぼすべて実装経験をもつ、スポーツビジネス界でも稀有な存在、経験です。

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④コンテンツのレイヤー別:IF・大陸・NF・海外リーグ・国内リーグ・海外クラブ・国内クラブ・アスリート・(大型)大会・スポーツ教室など

キャリアを積み重ねるにあたり、コンテンツホルダー・権利元との関わり、または、そこでのコミットは重要です。しかし、ずっと議論されているのは「国内クラブ(それもサッカーとバスケ)」だけについて、繰り返し議論されています。しかし、スポーツビジネスのコンテンツホルダーは、IFやアスリートや国際大会も含めて多岐にわたり、市場も世界的にも大きいです。しかし、国内クラブについて腕組みしながら語る、みたいなところが多い。もちろん、国内クラブも重要です。しかし、マーケットやキャリアはもっと広い、深い。MSBSでも現在クラブ職員の方、現在パートナー企業のアクティベーション担当の方は、将来、海外のコンテンツホルダーやパートナー企業でも働きたいとキャリアを考えています。僕も、電通の社員でありながら、FCバルセロナの本部で働き(出向というか留学)、シンガポールのAFCの権利元だったWSGの副社長として出向しました。JFAのマーケティング担当部長として出向もしました。FIFAとはクラブワールドカップ、UEFAとはチャンピオンズリーグのシャープのパートナーセールスと契約を担当しました。浦和レッズとは、ManU・バルサ・バイエルンとのマッチメイクやがってん寿司とのパートナー契約をまとめました。アスリートとは、クリスティアーノ・ロナウドと富士ゼロックスの肖像権・CM契約をはじめ、中村俊輔選手とTOYOTAなど、50人以上の肖像権契約をしています。海外の権利元・国内クラブの権利元・NFなどの権利元・アスリートなど、重層的なコンテンツホルダーとの経験やキャリアの蓄積が、スポーツビジネスのキャリア将来像となる。国内サッカークラブ、国内Bクラブとの受注業務をスポーツビジネスと繰り返し議論するのは、狭すぎます。

⑤競技別:

もちろん、キャリアとして、サッカーマーケティングを貫く、陸上ビジネスを貫く、自転車ビジネスを貫くのも、当然ありです。しかし、「長期的スポーツビジネスキャリア」と言う視点では、ある競技から、別な競技に移るキャリアパターンがもっともっとあるべきです。そのためには、サッカーマーケティング、バスケットのNBAすげーのレベルから、さまざまな競技・スポーツのマーケティングを学ぶべきでしょう。MSBSでは、他競技・”マイナー”競技を学ぶこと、交流すること・体験すること(アウティングなど)を推奨しています。それが、キャリア価値向上になると考えています。

⑥エリア別:

スポーツビジネスのエリアは、各地域(ローカル)、日本代表・全国レベルの大会・協会・連盟などの(ナショナル)、海外・アジア、欧州・北米・中南米・中東などの(グローバル)の3パターンがあります。どれも、どんどん動いています。しかし、スポーツビジネスのキャリアイメージが、”国内クラブに新卒で就職すべきかどうか””国内クラブはデジタルが遅れてる””日本のスポーツビジネスは遅れてる”といった議論が、10年近く繰り返されています。しかし、現実には、多くの日本企業も含めて、グローバルに、ローカルに、ナショナルに、活動しています。僕も、シンガポール、スペインでスポーツビジネスをし、世界30カ国以上でスポーツビジネス・コンテンツ・スポンサーシップ・イベントオペレーションをしてきました。同時に、今もですが、各地域、地方クラブも含めて価値向上とパートナーシップセールス・契約・アクティベーションをしています。また、JFAでマーケティング担当部長として出向していたことも含め、日本代表や天皇杯など、ナショナル(全国)コンテンツの仕事もしてきました。スポーツビジネスのキャリアとして、ローカル・グローバル・ナショナルも組み合わせて、キャリアを積み重ねていただきたいです。

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⑦ステークホルダー別:

スポーツビジネスのキャリアとして、コンテンツホルダーで働くのか、アスリートとしてビジネスを続けていくのか、指導者、ファン・サポーターの立場からビジネスに関与していくのか、パートナー企業に勤めながらスポーツに投資・支援・スポンサーシップしていくのか、自治体の立場で、地域・スポーツを成長させていくのか、メディアに勤めながらスポーツに関与するのか、僕のようにスポーツの事業会社として、スポーツビジネスをおこなっていくのか。さまざまな形があります。それでいいのです。かつ、スポーツ以外の企業からコンテンツホルダーに転職し、また、別の企業に戻りつつ、パートナーシップアクティベーションや、スポーツへの投資・出資をする、でもいいのです。僕が、UEFAチャンピオンズリーグで、シャープの仕事をした際、UEFAとエージェンシーのチームマーケティングの女性担当者は、元ハイネケンでマーケティングをしていたとか、元FIFAとか、元IMGとか、スポンサー・パートナーサイド→エージェンシー→権利元→起業のような人の行き来とキャリアがあります。僕も、広告代理店の営業(Coca-Colaなど)→スポーツ局(社内移動)→JFA出向・FCバルセロナ出向・シンガポールWSG出向→オリパラのライン部長→起業というキャリアを経ています。

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MSBSという唯一無二のスポーツビジネススクールを創ったこと。

上記の本質的・具体的なスポーツビジネス領域とキャリア指針に基づき、ミッションスポーツビジネススクールを創りました。今回、第5期を募集中です。日本中から、世界中から参加しています。想定以上の、ゼミ生たちは、スポーツビジネス界でリーダーとなりつつあります。凄まじい実績と連携です。しかし、まだまだ、これからです。もっともっと実績を積み重ねていきます。ひとり、ひとり、個別にキャリアが積み重ねられる指針を創りました。同時に、一生の仲間をこのMSBSで見つけて、交流し、連携し、活躍してください。

MSBS第5期募集要項・実施概要

・募集締め切り:12月5日(日)24時
・参加者通知:12月6日(月)または7日(火)までにメールにて通知いたします
・ビジネススクール期間:12月10日(金)〜2022年2月5日(日)
・講義:Aコマ(時間選択できます):水曜日夜20時〜または木曜日朝8時から
・講義:Bコマ(時間選択できます):金曜日夜8時〜または 土曜日朝8時から または 土曜日朝10時から
*講義は原則、ZOOMにて行います。海外からの参加も可能です。
*講義は録画しますので、後ほど録画視聴も可能です。

*原則、AコマとBコマの週2回の講義

・参加費用:全講義・ゼミナール参加・アウティング参加・修了後MSBSPro参加:10万円(税込)(参加通知の方に、振込口座名・口座番号をメールにてご連絡いたします。)

・参加申し込み:下記申込要項を記入の上 t.mitsuta@mission-s.jp 満田(みつた)までに送付。
・申し込み要項:①:お名前②:連絡メールアドレス・携帯番号③:ご職業・部署・お仕事内容など(学生の場合部活動・専攻など。転職、起業準備中の方はその旨お書きください)④:参加の動機(字数100字から200字ぐらい)⑤:スポーツビジネス・スポーツマーケティングで学びたいこと(字数100字から200字ぐらい):⑥下記から希望のゼミを一つお書きください。:A・スポンサーセールスゼミ、B・スタジアム・アリーナゼミ、C・”マイナー”スポーツ価値向上ゼミ、D・地域クラブ活性化ゼミ、E・スポーツテックゼミ、F・大学スポーツゼミ、G・アスリート価値向上/肖像権ゼミ

*個人情報を、このスクールの連絡用に使う以外はいたしません。*質問等もt.mitsuta@mission-s.jp ミッションスポーツ 満田(みつた)宛

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