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「マイクロ法人をつくろう!」(地域おこし協力隊23ヶ月目)

ども!地域おこし協力隊の黒木です!
今日はそろそろ残任期が1年となる私が
マイクロ法人を考慮した上での起業についてお話ししたいと思います。

マイクロ法人って何?

マイクロ法人は社会保険料を低コストに抑えるための手法です。
年収が多くなく、むしろなんもない状況でも知っておくことではじめの一歩を軽くすることが出来るかもしれません。

私の知識はリベラルアーツ大学から得たものが多いのでこんな記事読んでるよりも動画を見てください。

ということで
フリーランスで稼いでいくよりもこちらの仕組みを使うことで社会保険料の面において最適な稼ぎ方をすることが出来ます。

目指すのは年収400万円ではなく。。。

マイクロ法人を設立して目指すのは年収400万円のフリーランスではなく、
年商80万円の社長+320万円のフリーランスです。

なんでこんな形にする必要があるのか?書き出してみます。

国民年金&国民健康保険は高い!

国民年金は年額20万円で固定です。
ということで会社員が入れる厚生年金&健康保険に加入しましょう!
ちなみにこれらは4月~6月の報酬額から決定されます。

標準報酬月額が6.3万未満で抑えるマイクロ法人の社長であれば、
健康保険6,000円+厚生年金16,000円=22,000円(264,000円/年)となります。

年収400万円のフリーランスの場合は社会保険料が600,000円掛かるので大きく違いますよね!

マイクロ法人の損益計算書イメージ

科  目  | 金 額
売  上  |800,000
役員報酬  |540,000
社会保険料 |131,000
会社負担分)|129,000
利  益  |129,000
法人税住民税|95,800
税引後純利益|33,200

家庭があればなおオススメ

保障が厚く社会保険料を最低に抑えていくことで
もし家庭を持った場合でも扶養家族として保険をパスできます!

国民健康保険を払うのであれば夫一人で済む健康保険、
厚生年金についても同様で扶養家族分を負担しちゃいましょう。

地域おこし協力隊がマイクロ法人を立てない理由がない!

ここまで話したのでわかると思いますが、地域おこし協力隊でその後に自営業をしていくのであれば絶対に法人を立てた方が良いと私は思います。

もちろん事業が大きくなるのであればそのまま法人で大きく稼いで、
その分納税や社会保険料を支払えばいいですが、
なかなか独立してすぐそのような金額を稼ぐのは容易ではないと思います。

今回のような知識を有していれば
「法人?なんかわからないけど個人事業主で十分だ」とか
「法人税を納めるほど稼げないからな~」とか
「法人成りするのは収入が800万円を超えてかららしい」なんて言葉に
疑問符を付けることが出来るようになります。

知ってるか知らないか
知っていて損はないと思います。
知らなければとれない選択肢です。

地域おこし協力隊は仲良くしていれば
比較的役場の仕事をもらいやすい立場での起業となると思います。
3年間で行政に対するマーケティングが完了していることになりますし、
仕事って結局
「その人とやっていきたいか」
みたいなバイアスが強いですので。

そんな時にも法人格を有していないとなかなか稟議も通り辛いでしょう。
地域おこし協力隊着任地で法人を作り、事務所を構えれば
あなたも立派な「地元企業」です!
地元企業を応援する気持ちはどこの役場にもあると思います。

あなたが応援される人柄で
あなたの3年間が信頼関係を築いていて
あなたは良いビジネスをすると思われているなら
その法人は一定の所得を得ることが出来るでしょう。

年商80万円の社長なんてなれませんか?
月商6.66万円が稼げませんか?
週商1.66万円かせげませんか?
日商3,333円(週5日)かせげませんか?

どうですか?
出来る気がしませんか?

個人事業主としても働く

これらマイクロ法人を立てたうえで
個人事業主として働くのが重要です。
役員報酬は年間で54万しかないですからね。

月に4.5万円で生活できる人であればそれも不要かもしれません。
(例えば妻が残りの生活費を稼いでいるとか?)
ですがここまで勉強家で法人も立てて
月に6.66万能動的に努力して稼げるようになっていれば
もっと稼ぐことが出来る人材になっていると思います。(願望含)

そんな私も6.66万円はいまだに稼ぐことが出来ていないので
頑張り方に気を付けながら頑張って稼いでいきたいと思います!

雇われでなければ皆さんもちょっと検討してみて欲しいです><


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