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【株式投資はGDPに含まれる? 】マクロ経済学番外編1

 どうもこんにちは。マクロ経済学に度々登場してくる投資が紛らわしいので補足説明をしたいと思います。

 結論

 結論から申しますと、含まれません。理由は市場が違うからです。

GDPとは

 GDPについて理解をすると、株式投資とマクロ経済学に出てくる投資の違いが分かります。

 GDPとは、内閣府の定義を引用すると

GDPは国内で一定期間内に生産されたモノやサービスの付加価値の合計額。 “国内”のため、日本企業が海外支店等で生産したモノやサービスの付加価値は含まない。

内閣府より

 ポイントは財サービスの付加価値合計額です。つまり、財市場(財・サービス市場)の中で、GDPが計上されるということです。

市場について

 つまり、GDPは財サービスを扱う市場で計上されるわけであって、株式投資などの金融市場では取り扱われないのです。

 ここで、市場について触れておきます。市場とは、取引が行われる場所であり、ステージみたいな感覚です。
 
 りんごやピザなどの財を売り買いしてるステージを財サービス市場といったり、株式などを売買してる金融市場、人材を雇用され、雇用しあう労働市場などというものがあります。

おわりに

 株式投資がGDPに含まれないのは、財ではなく金融商品として扱われるので、ステージが違うからなのです。
 モヤモヤが晴れた人がいると幸いです!!


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