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2023年9月 母と一緒に香港旅行へ

9月に母と一緒に香港へ2泊3日の旅行へ行ってきました。
コロナ前に初めての海外旅行でハワイに母を連れて行ってから2回目の海外旅行。
せっかくなので、豪華で優雅な旅行を計画しました。
ビジネスクラスでゆったり香港へ向かい、Peninsulaホテルでゆったり過ごすプラン。

<1日目>

*成田空港からキャセイパシフィック航空にて香港空港へ

成田空港ではキャセパシフィック空港のラウンジでゆっくりしてから、機内に乗り込み、母と隣席にて5時間ほどのフライト。

キャセイパシフィック航空のビジネスクラスでは、座席がフルフラットになるため、前日までお仕事で遅かったので、ぐっすりと寝ることができました。

ビジネスクラスは隣とは行ってもほぼ完璧に分かれているため、機内の備品の操作などを母に教えるためのが一苦労。。

途中、上空から富士山を観ることができて、母がとっても喜んでいる姿を見ることができて嬉しくなりました。

*香港到着後はUberでPeninsulaホテルへ

ホテルからロールスロイスでの送迎があり、ちょっと心惹かれたのですが、なぜか最近、ロールスロイスにご縁があり、よく乗る機会があったので、今回は事前に調べてUberがスムーズとあったので、Uberでホテルまで移動。

海外に行くとUberは本当に便利で、タクシーより車種もいいし、運転手の質も高いし、行き先を事前に記載し、決済も楽だし、道中がスムーズで本当に使い勝手がいい。
早く日本もライドシェアが解禁になればいいのに。。。

ホテルにチェックイン後は、あいにくの雨だったので、ホテルのアフタヌーンティーをお願いして、ホテルでゆっくり過ごすことにしました。

今回、Peninsulaのホテルを選んだのも実はいろいろなご縁が重なったから。
東京のPeninsulaホテルには何度が宿泊させていただいたことがあり、その素晴らしさに感動していた中、ちょうど8月にご縁をいただいて、最上階のラウンジでお仕事の勉強会を企画させてもらい、その中で、Peninsulaの方からコンセプトをお聞きして、更にPeninsulaに興味津々になりました。

各国に一つしかなく、Peninsulaがオーナーで、(他のリッツカールトンなどは、日本でも東京や大阪でオーナー企業が違う)コンセプトに一貫性があるとのこと。
そのオーナーさんか香港の方で、かつ、Peninsulaの第一号が香港とお聞きして、「いつか行こう」と思っていたところ、香港に伺う流れとなり、それならってことで、Peninsulaホテルに宿泊することを決めました。

*Peninsulaホテルのお部屋


*Peninsulaのホテルのアフタヌーンティー

せっかくなので、母とフォーマルにお着替えしてロビーラウンジへ
すぐに、チェックインしたときに予約を手配してくれたスタッフの女性が気付いてくれて、対応くださいました。(ちょっとした心遣いも最高レベル)

普段は、満席で、なかなか予約もとれないところ、宿泊客は優先的に席を手配いただけるのも、宿泊の特典!
さっそく、紅茶を選んで、アフタヌーンティーをいただきます。


普段、写真を撮られるのが苦手は私たち親子は、ほとんど写真を一緒に撮ることはないのですが、スタッフが気を利かせてくれて写真を撮ってくれて、素敵な記念の思い出になりました。(写真撮り慣れているから、構図もバッチリでした)

思った以上に、アフタヌーンティーでお腹いっぱいになってしまいましたので、お願いして、お持ち帰りさせていただきました。(ネットでお持ち帰り可能と事前調査済み)
お持ち帰りをお願いすると、写真を撮り忘れましたが、本当に素敵なPeninsulaのロゴ入りのお箱にいれてくれて、まるでスイーツボックスのようでした。
もちろん、お部屋に持ち帰って、夜、美味しく頂戴しました。

*夜は、予約していた夜景ツアーに参加

お部屋で少しゆっくりした後は、日本で予約していた夜景ツアーに参加。
雨も止んでいたので、香港の街を歩きながら集合場所へ向かいました。

到着すると参加者は母と二人だけ。
本当は30名近くのツアーでバスも大型だったのですが、二人だけのためにガイドさん、運転手さんが対応くださるという贅沢なツアーになりました。
実は、香港の夜景はいつも見れるというわけではなく、天候に影響されるそう。この日も曇っていて、夜景が見えるポイントから見えるか怪しいとのことで、ガイドさんが、船からの夜景プランに変更してくれました。
実は、船に乗りたかったので、まさかのことで叶うとはびっくり!
ピークトラムで頂上での夜景も綺麗に見ることができました。

見上げる夜景
頂上からの見下ろす100万ドルの夜景

おかげで、いろいろな場所から香港の夜景を楽しむことができました。
世界三大夜景のひとつの香港の夜景
 三大夜景:香港、モナコ、長崎
ちょうど昨年冬に、長崎の夜景に伺って、世界三大夜景を知って、せっかくなら三大夜景を見たいなと思っていたところ、香港も行くことができました。
あとは、モナコのみ。
近々伺ってみようと思います。

そして、ガイドさんは日本語が流暢なベテランさんで、質問にはなんでも答えてくれるし、香港の文化や歴史、今の生活、考えなども一緒に教えてくれました。
◆香港の高層ビルが高くいっぱいな理由
地価が高く、高いビルにする必要があった。地震など災害がないから高層ビルでも安全で、高層階に富裕層が居住している。
一軒家は相当豊かな人しか持つことができない。
◆中国と香港の関係
中国人が香港へ旅行することが多いが、上海語と広東語は異なり意思疎通ができないよう。(中国と香港は別物という印象でした。)
◆上海語の面白さ
日本のようにカタカナがないため、香港は漢字で外来語をあてはめているそうです。ホットドックは熱犬など、「へぇー」なことばかり。
◆香港の人は日本好き
人口比に対して、日本訪れたことのある香港人は多い。
香港のいろいろな建造物に日本の企業が関わっていることが多い。(例えば、海底トンネルは日本の熊谷組が関わっていたり)
◆香港の方の富に対する意識
「出したら入っている」から、経済がまわりやすい。
◆香港の税制と貧富の差
香港の法人税は8%程度、日本と比べると本当に低くて多くの法人が参入しやすい環境がある。
富裕層は、贅沢品(車など)を買う際は、倍以上の税金として払っているそう。その税金は、インフラなどに当てられ貧しい人の暮らしを助けているようです。
貧富の差はあるけれども、貧しい人は豊かな人に感謝をするがあるとのこと。

夜景を香港のお話を満喫して、ホテルまで送ってもらって、香港の1日目は終わりました。

<2日目>

Peninsulaホテルは朝食がTHE Lobbyでいただけるアラカルトと2階のレストランのビュッフェを選べます。
アフタヌーンティーでTHE Lobbyを楽しんだので朝は、2階のレストランのブッフェへ。
お腹も減っていなかったので、朝少し、九龍エリアと海沿いをお散歩してから朝食へ。

朝の香港も美しかったです


朝食のお写真を撮り忘れましたが、豪華でお腹いっぱいになりました。

本日は、午後からM+の美術館の予約をしていたので、それまでフリーのお時間。
ふと思い立って、せっかくなら香港の名所にも行ってみようと思い、タクシーで有名な「お寺」に行きました。
道中、九龍エリアと異なる、エリアで下町の雰囲気を味わい、エリアによっても全く違うテイストを観ることができました。

訪れた数日までに、水害があったようで、その爪痕まで観ることができて、綺麗な観光地ばかり回っても見えない姿を垣間見ることができました。
現地のスーパーを観てまわって、観たこともない食材などみたり、せっかくなので、タピオカジュースを飲んだり、満喫して、M+の美術館に向かいました。

*M+

近代美術館
近代美術館は正直よくわからなかったようですが、ぶらぶらと歩いていると地下に、草間彌生さんの展示があるとのことで行ってみることにしました。
この時間にはお客様が私たちだけで、よくわからないままに誘導されて入ったお部屋は全面ガラス張りの草間彌生の世界観が詰まったような場所で思わず圧倒されました。
(数日後に、伺った方がこの部屋の存在を知らなかったようで、偶然に入ることができたことも当たり前ではないかと)

普通の展示


謎のお部屋に入ったら…

*リッツカールトン香港の118階の最上階にあるバー、 OZONE 

ノンアルコールカクテル🍸を注文


香港旅行の前日に、たまたま教えてもらったので伺ってきました。
オープンと同時に伺ったためお客様は私たちだけ。。
まだテラス席の準備もまだで、私たちがいるのに、スタッフが目の前でMeetingを始めたり、テラス席にクッションを運んだり、海外らしい日本ではなかなか見れない舞台裏も観ることができました。
このOZONEのインテリアは、日本のインテリアデザイナー片山正通氏がデザインを手掛けているそうです。
ここでも日本人が活躍されていると思うと嬉しくなりました。

夕暮れから夜景までゆっくり過ごすことができ、途中からテラス席にも案内してもらい、4時間程度滞在していました。

118階の最上階の更に上を見る
お手洗いからの絶景


普段なら混み合っていて、なかなかこんなにゆっくりできないとのことですが、母がこの場所が気に入ったようでで、夕暮れから夜景まで観たいという要望を叶えることができました。
母が年々、自分の要望に忠実になっていく姿は我が母ながら尊敬です。

リッツから戻って、軽くお食事をとって2日目は終了しました。

<3日目>

朝食前に少しお時間あったので、Peninsula香港のホテル内を少し散策。
入っている店舗もキラキラして素敵でした。
本日も朝食はブッフェをいただき、1日目とはメニューが異なり、長期滞在向けの趣向を凝らしてくれて、楽しむことができました。
何を食べても美味しい。
自分がもっとたくさん食べれたらあれもこれも食べたかったのに…という気持ちがいっぱいでした。

そして、ホテルでゆっくりしてから香港空港へ
今回は、キャセイパシフィック航空のラウンジを楽しむことも目的にひとつでした。
入るとまぁ広い!
事前に調べていた情報から、早速、麺エリアで担々麺を注文。他にも美味しそうなお食事がいっぱいだったので、いろいろ頂戴して、ラウンジを満期してから、機内へ乗り込みました。

行きは、ビジネスに乗っている方は少なかったけど、帰りはほぼ満席でした。
日本人は空間にお金をかけないというけれど、香港の人は家族でビジネスなどお金の使い方に違いがあると感じました。
あっというまのフライトで、機内食は残念ながらあまり美味しくなくて断って、フルフラットにしてゆっくり、のんびりしました。

日本に到着して、スムーズに荷物を受け取り、帰宅しました。
今回、母との海外旅行で感じたこととして、すべてがスムーズでした。
香港は近いし、アジア圏だからも影響しているのか、気軽に海外旅行に行くことができました。
コロナ中に、ドバイに行き、PCR検査の嵐と、壮絶な隔離経験をしたからか、こんなにスムーズに海外に行けるんだっけっと感じました。
コロナのおかげか対面での無駄な手続きなどが減り、以前より流れがよくなったことも感じました。
そして、どこでも、なんとなく、ポイントを押さえることができるようになったのか、困ることがなく、困っても対応できるような自分になっていることに気付くことができました。
どこ行っても、お金とスマホとネット通信さえあれば、なんとでもなるなと感じました。

一番、嬉しかったのが、今回の香港旅行も私に付き合うだけであまり行きたがっていたわけではない母が、パスポートの期限が切れる前に、あともう一回くらい、海外に行ってみたいと言い出したことです。
それくらい、楽しくスムーズで、また行ってみたい、他の海外にも触れてみたいと思うように意識が変化したことが嬉しかったです。

本当に、見てみないと触れてみないと、その先を見たいとも思わないし、自分は今で満足していると思い込んでいる人が多いのかと実感しました。
お金も時間もあるのに、今で満足している人を、ちょっとだけ連れ出して、今までにない経験をしてもらうことで、更に先までもっと見てみたい、行ってみたいと変化する姿は輝いていました。

そして、触発されて私も行ってみよう、動いてみようって思う人が1人でもいれば、嬉しいし、一人が変わると本当に世界を変えることもできるような気がしてきました。
自分自身もしっかり、新しい世界、未知の世界を見ていこうと改めて思いました。

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