【スプラ3】 データで振り返るチョコフェス

Splatoon 統計課

こんにちはー！ Splatoon 統計課 @splatoon_stat です。
今回はホワイトチームの完封勝利で幕を閉じた第4回フェス「チョコレートはやっぱりコレ！ ビター vs ミルク vs ホワイト」についてブキ使用率やトリカラマッチの各チームの勝率などを振り返ってみたいと思います。


調査方法

  • 集計期間: 2023/2/11 ~ 2023/2/13 の3日間

  • 対象バトル

    • フェスマッチ（チャレンジ）

    • フェスマッチ（オープン）

    • トリカラマッチ

  • 集計方法: stat.ink に投稿された戦績を集計

収集したバトル数は以下の通りです。

  • フェスマッチ（チャレンジ）: 9,017

  • フェスマッチ（オープン）: 16,450

  • トリカラマッチ: 6,174

調査に使用したデータは stat.ink の統計情報ダウンロードページからダウンロードできます。 stat.ink および関連ツール開発者に大感謝🙏
Directory Index of /splatoon-3/battle-results-csv

ただしトリカラマッチに関しては stat.ink の統計情報ダウンロードデータには含まれていないため stat.ink をスクレイピングさせていただいて収集しました（切断等で成立しなかったバトルや全体統計に使用できるフラグが立っていないバトルは除外しています）。 一応データも添付しておきます。


フェスマッチ（チャレンジ）

stat.ink ユーザーのフェスパワー分布

今回から stat.ink の統計情報ダウンロードデータに投稿者のフェスパワーの情報が含まれるようになりました！ 集計に使用させていただいた stat.ink ユーザーのフェスパワー分布（バトル数ベース・ユーザーの重複あり）は以下のようになります。

※ あくまで stat.ink ユーザーのフェスパワー分布であり、フェスマッチ（チャレンジ）プレイヤー全体の分布とは大きく異る可能性がある点にはご注意ください。

フェスマッチ（チャレンジ）はXマッチよりもずっとずっと幅広い層が参加するはずなので stat.ink ユーザーは結構強い方に偏っているんじゃないかと思います。 また最小値がぴったり500なのでXマッチと同じく500が下限となる仕様のようです。

ブキ使用率

フェスマッチ（チャレンジ）のブキ使用率です。 データの偏りを抑制するため投稿者の情報は集計から除外しています。

前回は2位のプロモデラーRGに2倍差をつけてぶっちぎり1位だったシャープマーカーが、今回も（カニタンクの弱体化を受けてもなお）1位という結果になりました。 前回ほどの差はついていないので少しマイルドにはなっているようです。


フェスマッチ（オープン）

ブキ使用率

フェスマッチ（オープン）のブキ使用率です。 データの偏りを抑制するため投稿者の情報は集計から除外しています。

オープンではシャープマーカーやスプラシューターコラボを抑えてプロモデラーRGが1番人気になりました。 プロモデラーRGはv2.1.0で塗り性能が強化されたのもあってナワバリでの人気はかなり高いようですね。

おそろいブキ使用率

フェスマッチ（オープン）ではチーム4人でおそろいのブキを持つパーティがしばしば見られます。 こういうのもお祭り感があって楽しいですよね。 さて、投稿者の相手チームにおいて4人全員が同じブキを持っているバトルは16,450戦中299 戦（1.8%）ありました。 299戦でのおそろいブキの使用率は以下のようになります。

サンプルは少ないですがおそろいブキとしてもプロモデラーRGの人気が高いようです。 4Kスコープのおそろいチームとかもあって面白いですね。


トリカラマッチ

今回のトリカラマッチはナメロウ金属で行われました。

stat.ink ユーザーのチーム内訳

攻撃チーム・守備チームの勝率を見たいので先に stat.ink ユーザーのチームに大きな偏りがないことを確認しておきます。

比率でいうと攻撃チーム49.3%、守備チーム50.7%と少しだけ守備チームになるバトルが多かったようです。

攻撃チーム・守備チームの勝率

守備チームが少し多かった点を補正して各チームの勝率を算出すると攻撃チーム47.8±1.2%、守備チーム52.2±1.2%となりました（信頼係数0.95）。

前回は攻撃チームの勝率56.6±1.2%と攻撃チームが明らかに強かったですが、今回はどちらかというと守備チームの方が強かったようです。

このバランス調整が意図的なのかたまたまなのかはわかりませんが、個人的には今回のトリカラマッチは守備チームになったときの不利感がなく、どちらのチームになっても遊んでて楽しい印象がありました。

一方でトリカラマッチは中間発表で1位だった勢力は守備チームで、1位でなかった勢力は攻撃チームで勝利したときにこうけん度にボーナスが付くという仕様のため、守備チーム有利だと1位でない勢力の逆転はかなり厳しくなってしまうという問題もあります。 今回のバランス調整を見ると、各勢力を拮抗させるよりもバトルの公平性を優先する意図があったのかもしれません。 今後のフェスでどのように調整されるか気になりますね。

ブキ使用率

トリカラマッチのブキ使用率です。 データの偏りを抑制するため投稿者の情報は集計から除外しています。

フェスマッチ（オープン）に続きトリカラマッチでもプロモデラーRGが1番人気でした。


まとめ

第4回フェス「チョコレートはやっぱりコレ！ ビター vs ミルク vs ホワイト」についてブキ使用率やトリカラマッチの勝率など振り返ってみました。 次回のフェスも楽しみですね！

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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