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メキシコ コロナ禍の観光関連の現状まとめ㉗

1,全国の信号情報(4月 18日現在)

4月15日、メキシコ連邦政府は、全国の信号情報(感染症危険情報)を以下のとおり更新しました。6週間連続で全州=緑信号を継続。
適用期間は基本的に4月18日〜5月1日となります。

2,メキシコ保健省が発表した新型コロナウイルス感染症発生状況

メキシコ保健省が発表した新型コロナウイルス感染症発生状況(4月18日正午現在) は次のとおりです。  
メキシコ全土(人口: 1億2891万人 世界10位)
(1)累計症例数:5,727,668名
(2)累計死亡者数:323,944名

3,その他

・米国、グアテマラ、ベリーズとの陸路国境での不要不急の移動制限は解除
 されています。また、 米国国境では、空路入国時に必要なPCR検査の陰性
 証明は不要となっており、 ワクチン接種証明のみ提示を求められます。
・米国政府は、昨年1月26日来、空路で米国へ入国する者に対し、ウイルス検査の 陰性証明の提出(PCR or 抗原検査)を義務付けていますが、メキシコ政府は米国 からの入国者を含め、空路入国に何も義務付けていません。 ・ANA(成田⇔メキシコシティ直行便)は、週7便デイリー運行継続中す。
・インタージェット、アエロメヒコ共に国際線・国内線とも運休・減便は一
 部復活していません。アエロメヒコは本年10月まで成田線(直行便)の運
 休を発表しています。   
・ワクチン接種は日本と異なり、メキシコではファイザー、モデルノ、アス
 トラゼネカ、シノバック等、「手当たり次第。治験や安全性は度外視」で
 確保を進めている状況が、効果を重視する 日本とはスタンスが異なる割
 に、接種数においても日本より大きく遅れています。
ワクチン接種状況(2022年4月18日現在):
 メキシコ193,931,912本 …3回目接種の数を含む
 日本(比較用)265,117,925本 …3回目接種の数を含む   
・日本政府の水際対策において、メキシコは継続して対象国となっていま
 す。メキシコ在住日本人は帰国時PCR検査の陰性証明(72時間以内の検
 査)、 3日間の強制隔離+4日間の自主隔離が必要とされる上、2021年3月
 19日以降は位置情報把握の為、スマホの携帯が義務付けられていました。(下記更新をチェック)  
・メキシコ人旅行者は原則的に日本へのビザは不要ですが、現在は引き続き
 入国不可。また、日本が定める自主隔離期間が短くなる等のワクチン接種
 証明の有効とされる国に メキシコは含まれていませんでした。(下記更新
 をチェック)  
・以下は日本の水際対策(メキシコからの入国者用)更新内容となります。 1 、3月9日、日本政府はメキシコを「水際対策強化措置に係る指定国・地域
 一覧」から から除外したことにより、3月10日午前0時(日本時間)以降に
 メキシコから日本に到着  する帰国者・入国者(ワクチン3回目追加未接
 種者)は、検疫所の確保する宿泊施設 3日間の待機の必要がなくなり、原
 則的に7日間の自宅等待機を求めることとした上で、入国後3日目以降に自
 主的に受けた検査の結果が陰性であれば、その後の自宅等待機 の継続を求
 めないこととします 。  
 また、ワクチン(ファイザー又はモデルナ)の3回目追加接種者について
 は、入国後の自宅 等での待機を求めないこととします。   
 なお、日本への帰国・入国にあたっての基本的な流れ(出国前72時間以内 
 に実施した コロナ検査の陰性証明の提出、誓約書の提出、スマートフォン
 の携行、必要なアプリ登録・利用、質問票Webへの登録、到着時のコロナ
 検査等)に変更はありません。   
2 、3月1日以降、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港、福岡空港で試行
 運用が 行われていたファストトラック(入国時の検疫手続の一部の事前登
 録)について、3月9日からこれら4空港に加え、成田国際空港でも利用が
 可能となりました。ファストトラックの利用 により、入国時の一部検疫手
 続きを事前に済ませることができるようになります。具体的には、指定の
 アプリ(MySOS)上で、質問票、誓約書、ワクチン接種証明書、検査証明
 書の登録を行うことで、入国時の検疫手続きを簡素化できます。

4,メキシコの近況

・メキシコでもオミクロン株の感染拡大が顕著でしたが、3回目のワクチン接種も日本と 同様にある程度進んでおり、現在は15歳以上なら3回目の時期となっています。  
・メキシコで新空港フェリペ・アンヘレス国際空港(IATA3レターコード:NLU) (国内での呼称:AIFA)が開港。 https://www.gob.mx/nuevoaeropuertofelipeangeles/en    
現時点は国内線LCC(ボラリス、ビバ・アエロブス)とアエロメヒコ航空の一部路線 機能を移転(現在1日10便が運行)していますが、国際線については暫く現在のベニト・ファレス国際空港(IATAコード:MEX)(国内呼称:AICM)の利用となります。メキシコシティから約45キロ北東に位置する、アクセス未完全な新空港より 市内にある現空港MEXほうがNLUより断然に楽です。   
・先週はイースター(当地ではセマナ・サンタ)の連休で、一年でもバカン
 ス旅行の時期 として全国的にビーチ・リゾートが賑わい、ホテル占有率
 は、太平洋側ロス・カボスじはじめ マサトラン、アカプルコ、ウァトゥル
 コ等、軒並み75-85%、カリブ海側のカンクンでも85%、メキシコ湾岸ベ
 ラクルス75%と、ほぼ国内観光客ながら復活の兆しを見せており、中でも
 プエルト・バジャルタではイースター中のホテル占有率100%を記録して
 います。
・2022年4月18日現在で殆どの遺跡の一般公開が再開されています。次ペー
 ジでは各州の一般公開されていないスポットを列挙します。*一部の州で
 はINAH管轄の考古学ゾーン、遺跡の再開がアップデイトされていません。
 INAH公式サイト上で閉鎖中でも、現地で制限解除している場合もあります
 し、逆にINAHの公式サイトで再開の記載でも、現地事情で再閉鎖もある
 為、要確認です。



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