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心理的安全性のつくりかた

毎週、オンラインセミナーで心理的安全性について学ぶようになって、1年半が過ぎた。

きっかけは法人内で受けたリーダー層向けの研修だった。あいにく私は日程が合わず受講することができなかったのだが、のちに録画を観て、自分が働いている保育園にも心理的安全性は絶対に必要だと思った。

その時から私は、心理的柔軟なリーダーシップを心がけてスタッフに接してきた。

その研修の後、心理的安全性を高めるためのコミュニケーション指針がつくられ、全スタッフ向けのワークショップが展開された。その時に共有されたコミュニケーション指針はこれだ。↓

○「ありがとう」からはじめよう
○ 自分と相手の気持ちに耳をすまそう
○ タイムリーかつ率直に伝えよう
○ みんなで失敗を分かち合おう

心理的安全性の高いチームというのは、ただ単に居心地の良い仲良し集団ではない。

保育園で例えるなら、それぞれの保育観などの違いを認めあったり、その違いについて話し合ったりすることもできる。また、当たり前を疑って挑戦できることも大切だ。本音を晒して対話をするために、普段からお互いの人となりを知るためのカジュアルなコミュニケーションがとれていることも必要だ。

当時、コミュニケーション指針を囲んでワークショップをしたことで、お互いの価値観が浮き彫りになり、それぞれの思いを受け止め合うことができた。そして役職者だけでなく、スタッフみんなが意識して心理的安全性をつくっていこうと決めたのだ。

あれからI年半経って、うちの保育園はめちゃくちゃ心理的安全性の高いチームへと成長した。

私が意識し続けた、リーダーとしての心理的柔軟性についての具体的な話はまたの機会にすることにしよう。

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