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更年期障害のホットフラッシュって概ねこんな感じ。〜更年期体験レポ〜


   婦人科系疾患の治療のため、10年前倒しで更年期を迎えた山田オケラです。

本来ならあと10年後くらいにスタートし、
そこから更に10年程かけてじっくり進む更年期ですが、リュープリンという注射で一気に閉経状態に持っていきます。

なので、本来ならいつやって来るか分からない更年期障害のあらゆる症状が一気に押し寄せております。

まぁ、誰かに呪われてるんじゃないかと思う程に、毎日毎日体調が悪いのですが、漢方薬に助けられ、なんとか働ける状態まで症状が抑えられています。

訳あって凝縮された私の更年期。
次から次へとあらわれる更年期症状とその対処法を、現場から生中継でレポートしてみたいと思います。


***

頭痛、頭重、動悸、吐き気。

    朝は吐き気と軽い頭痛ないし、頭重で目覚め、身体が泥のように重いのです。
朝の開口一番が『疲れた。』
思わず吹き出してしまいました。これが噂の更年期か…。当帰芍薬散で改善しました。

急に起き上がると動悸が酷いので、目覚めて30分程は布団でゴロゴロし、そこからゆっくり起き上がります。

仕事中よりも寝ている時や寝起きの方が動悸があらわれる事が多いように思います。
仕事中は気付いていないだけかも知れませんが。
そして個人的に一番衝撃的だったのが


のぼせ症状。

    実際に症状が出るまで、どういうものか理解出来ませんでした。
更年期障害のせいか、入浴後に気分が悪くなり目眩がひどく、起き上がれなくなったのが一番はじめに感じた”のぼせ”症状でした。
それ以降、浴槽に浸かると高確率で具合いが悪くなるので毎日シャワーです。湯気も辛いですね。

のぼせ Part②  部分的に熱く感じる。

これまた違和感がすごくて笑ってしまったのですが、唐突に右足のつま先だけ熱くなる。
ホッカイロを乗せたように部分的に温かく感じます。
時々、背中も温かくなります。誰かが手をかざしているのではないかと思う程、部分的に温かくなり、思わず振り返ってしまします。
何コレ?(゚Д゚≡゚Д゚)超常現象ですか?
この症状は時々出るくらいなので、ちょっと楽しんでおります。

ホットフラッシュ。

膜に覆われているように身体の表面に熱が籠り、滝のように汗が流れる。本当にサウナに入っているかのように身体の周りの空気を熱く感じるのです。

ホットフラッシュって概ねこんな感じ↑↑↑

立ち止まって扇風機で涼む、冷たい飲み物を飲むなど、何かの作業をしていても一旦手を止め、足を止めて一回休みに入ると5分程で落ち着きました。加味逍遙散(かみしょうようさん)を飲みはじめてから、のぼせ・ホットフラッシュともに減ってきたように思います。

突然やってくる首、背中の凝り。

さっきまで何ともなかったのにじわじわ〜っと10分程であらわれます。何これ、ただの肩こりじゃない。神経痛かなにかでしょうか?
こちらは、あくまで個人の感想ですが、鎮痛薬のEveが効きました。

眠りが浅い。

夜中に3回くらいの中途覚醒。
単純に就寝時間を長めに取って体力回復に努めています。
疲れ果てて身体は泥のように重いので寝つきは最高に良いですよ。
深夜か明け方に何度も目が醒めるので、私もいよいよおばあちゃんだなぁと思っています。
( ´•ω•`)

情緒不安定。

    職場やSNSで関わりのある人達みんなに嫌われているんじゃないかと思う時がありますし、職場の人が全員敵じゃないかと疑心暗鬼になることも屡々ありますが、これがホルモンバランスの変化による情緒不安定からの被害妄想なのか、と思っております。
(頼む、妄想であってくれ)

    私の場合は、治療の副作用として始まった
”予告”更年期なので、比較的悩み少なく、冷静に受け止められる状況に感謝しています。
予告なく突然始まれば、診断されるまで悩むかも知れませんが、決してあなたは悪くないのですよ。
職場の人間関係は片目を閉じて仕事に注意を向け、SNSから少し距離を置きました。

倦怠感。

とにかく身体が疲れるのです。_(:3」∠)_
当社比2倍で疲れるのです。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)で改善しました。
漢方薬も種類が多く体質によって効きやすいものとそうでないものがあるので、症状や体質に合ったものを試してみてください。

更年期、ホント無理・・・。

    更年期障害は気の持ちようだとか、ホルモンバランスを整えたら改善するなんて嘘。
そもそも閉経が近づき、ホルモンバランスが崩れるから不調が出るわけで、できる限り緩やか〜に、穏やか〜に閉経に向かう事がベストではないでしょうか。

漢方薬を試してみたり、産婦人科に相談すればホルモンを足す治療などもあります。
自分のツラさは自分にしかわかりませんし、症状だって十人十色だと思います。

    更年期のホルモンバランスは不摂生や怠慢で乱れているわけではありませんから、整えようとするより、変化を受け入れてその都度、対処して行きたいと思います。


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