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解任ブーストなんぞ関係ねえ! 愛媛FCvs松本山雅FC プレビュー【2021 J2 第9節】

どーもこんばんは、すぴっちです。


前節、劇的な"引き分け"を掴んだ松本山雅。3試合ぶりの勝利を掴めるか、次節アウェイ愛媛FC戦のプレビューとなります。

1. 予想フォーメーション・スタメン

愛媛さん:4-1-4-1
フォーメーションは、前節同様「4-1-4-1」と想定。

山雅:3-5-2
週末の群馬戦を踏まえて、ある程度メンバー変更があるかと思われます。フォーメーションは「3-5-2」と予想(理由は後述)。

2. 2021シーズンの「愛媛FC」の戦い方

まず、今シーズンの愛媛の戦い方を分析してみました。
*愛媛FCは第7節から監督交代。そのため、第7,8節のみを参照。

 2-1. 守備の特徴: ミドルゾーンでブロック構築し、中盤4人が縦プレス。

まず、愛媛の守備について。

ハイプレスは行わず、ミドルゾーンで4-1-4-1(4-5-1)のブロックを構築するケースが多いように見えました(岡山戦、大宮戦ともに序盤からリードする展開だったこともあり?)

基本、相手最終ラインの横パスをキーにして、中盤4枚の1人がプレスをかけます。「WGが中央に誘導してIHが奪う」といった狙いも見えました。

 2-2. 攻撃の特徴:CFに預けてタメ作り、中盤4人のコンビネーション。

次に愛媛の攻撃について。

守備は少し引き気味に守る愛媛であり、必然的に攻撃のスタート位置が低くなります。そのためボール奪取後は、まずCF#14吉田にボールを預けてためを作っていました。そのタメを使って中盤4人が上がり、吉田からボールを引き出す。そこから、4人のコンビネーションで攻める・・・といった具合です。

 2-3. 注意する選手:CF#14吉田眞紀人

前述した通り、愛媛の攻撃は#14吉田から始まります。愛媛の攻撃を潰すためには、まず彼にボールをキープさせないことが重要だと思われます。

3. 今節の山雅の戦い方予想: 「国友システム・3-5-2」

次節の愛媛戦から「殺るか殺られるか。地獄の裏天王山4連戦!!!」が始まります。

目の前の試合に勝つことが重要。一方で、この4試合全てに勝つぐらいの想定もすべきです。最初の山場は、今週の愛媛戦(A)→ 中3日→群馬戦(H)。

そのため、連戦を勝ち抜けるような「省エネ」も必要だと思います。

でどこを省エネするか・・・・国友です。今の山雅において最もゴールの可能性が高いのは、国友がフィニッシャーになること。休ませたくない・・・しかし”攻撃面”で力を発揮して欲しい・・・

そこで、「3-5-2」を提案します。

主な理由は、国友の守備の負担を減らすこと。3-5-2であれば、リトリート時は5-3-2。そこまで、国友が守備に戻る必要はありません。

また、3-5-2システムはビルドアップの際にも有効だと思われます。

ポイントは、アンカーの立ち位置。相手アンカーとIH2人の計3人を困らせるような立ち位置を取れれば、サイドで数的優位を作れます。

もし、愛媛がサイドの展開を嫌がってIHを外寄りにするならば・・・アンカーへの寄せが弱くなっているため、アンカー経由で中央から展開できるはずです。

4.あとがき

愛媛戦から始まる、地獄の裏天王山4連戦。ここで負けると精神衛生上よろしくないままGWに突入してしまうので、どうにか勝ち点3を・・・。

マッチプレビューは以上となります。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次は試合後のレビューで!