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松本山雅FCvsギラヴァンツ北九州(H) レビュー【2023 J3 第34節】
はじめに
どーもこんばんは、すぴっちです。
第34節vsギラヴァンツ北九州のマッチレビューになります。
試合結果:1-0 (勝ち)
注目ポイント:左サイド#6/#41の躍動
この試合、"ほぼ"北九州に決定機を作らせなかった山雅。
ゴール期待値で見ると、(前半40分を除き) 山雅のゲームだったといえる。
どうして、こういったゲームにすることができたのか。
その1つのポイントが、「左サイド#6山口/#41山本」だと感じた。
a. ボール保持
面白いと思ったのが”パスネットワーク図”
特に比較して欲しいのが、
a. 前半 0~15分 + 15~30分
b. 後半 0~15分 + 15~30分
bの方は、チーム全体で相手陣地内でプレーできていることがよく分かる。
その中でも bの方が、
① #41山本が、より高い位置でプレーしている
② #6山口が、より内側でプレーしている
点が気になった。
実際、以下のプレーが後半に多く見られた。
![](https://assets.st-note.com/img/1699621762948-iXSJWk7j0D.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1699622142934-FMzGdxSHV8.png?width=800)
どちらも狙いとしては、
Step1. 相手SHを揺さぶり、ライン間に侵入
Step2. 相手SBを釣り出し、チャンネル(SB-CB間)を叩く
→ シュート or クロス
といったものか。
より相手が嫌がる形にした結果が上図であり、結果 左から多くの"クロス"によるチャンスを作れたと思う。
*今節のNo1クロッサー:山本
b. ボール非保持
ボール非保持の面でも、左サイド起点(#6か?)で相手を苦しめていた。
基本的には以下の形で プレッシャーを与えていた。
![](https://assets.st-note.com/img/1699623133586-KrTuSBuVK8.png?width=800)
*(相模原戦だと特に#29村越だったが)最近は、SHは相手CHマークで内側Startが多い?
相手は繋ぐために後ろ重心の中、うまくプレッシャーをかけ 人数少ない前線へのロングボール。そこを回収し攻撃へ・・・と良いリズムが作れていた。
*その結果もあるのか、ボール奪取率:10回という、凄まじい値を叩き出した#46安永。
夏に途中加入した #6山口と、スタメンに定着し始めた#41山本。この2人の躍動に次節以降も期待したい。
終わりに
J3も残すところあと4節。
鹿児島が2戦勝ちなしと、まだまだ混沌が続く2023-J3リーグ。
どんなドラマが待っているのか、ワクワクしています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまた。