6.退行催眠中間域全記録~「グループ分け」
マイケル・ニュートンというセラピストがまとめた、退行催眠による「死んだ後の世界~生まれる前の世界」、いわゆる「中間域」の記録を紹介しています。
スピリットの世界(霊界)に帰還すると、どうやら学校のようなところに行くようです。
「グループ分け」
●このグループに関して、多くの基本的な学習をまだ済ませていない平均的な魂は、同じ学校にいくつものクラスがあるように、自分たちのグループは他のグループと分かれていると主張します。催眠下の人々が、「教師のガイドが指導するスピリットの世界の学校」という比喩をあまりにもよく使うので、私も同じたとえを頻繁に使うようになりました。
●魂はそれぞれのレベルのグループに振り分けられます。魂の我が家に帰還する旅は、仲間たちが集う特定の空間に着いた時点で終わります。グループを構成しているのは、ほとんど同じ気づきのレベルにある古くからの友人たちです。
●一つのグループには、3~25人の魂で構成されています。(平均15人)
●二次的なグループは規模が大きく、一つの池に無数の蓮の花が咲いているように、非常に多くのグループを含んでいます。二次的なグループである池の中には数千の魂を内包します。二次的なグループ同士の交流は、あまり進歩していない魂どうしではほとんどないようです。
●同じグループのメンバーどうしはいつまでも親密な結びつきを保っています。グループが異なる魂どうしのかかわりは、この世の人生では周辺的な役割を演じるにすぎないようです。(かつては親友だったが、いまは同窓生など)
●多くの場合、個人の成長にもっとも大きな貢献をするのは、生涯の伴侶や、兄弟、姉妹、親友たちとの関係です。このような人たちが同じグループに属していることが多いようです。前世の両親の魂と同じグループになることはあまりないようです。
●スピリットの世界を制約のある場所として見ている者は一人もいません。超意識的な回想がはじまると、ほとんどの人が移動の自由や多様な学習レベルの魂が集うレクリエーションのための公共スペースについて報告します。
●トランス状態にある人たちは、自分の視点を意識的な心がこの世で見たり聞いたりした経験からかたちづくろうとする傾向があります。かなり多くの人たちがトランス状態から抜け出したあとにスピリットの世界にはあまりに多くの現象があって、この世の言葉では説明しつくすことができないと言います。
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思い浮かべたり、感じたり、思考するだけで、移動したり、ある授業に瞬時に出席したりする・・・これって思い浮かべることを瞬時に調べたり、別のウィンドウを開いてゲームをしたり勉強をしたり、ZOOMを立ち上げて会議に出席したり、SNSでコミュニケーションをとったりする、まるでインターネット接続したパソコンのような世界ですね。
個人の成長にもっとも貢献する関係・・・伴侶、兄弟姉妹、親友・・・。両親では、あまりにも子育ての関係上、主観の領域に入り込み過ぎていますが、伴侶や親友となると、違った環境で育ち、感じ方や考え方も違いますからお互いに勉強になるという事なのでしょう。兄弟姉妹は、同じ家庭内で育ちますが、微妙に成長段階では関わり方が違い、年を取ってからの関係も変化してくるからなのでしょう。
グループという言葉は私的にはあまり好きではありませんが、霊的成長の度合いにより、惹き合う、惹かれ合う引力が働いて集まるのでしょうね。
魂の成長具合によって、小学校、中学校、高校などがあって、同じ学年同士では交流は少ないが、クラス内では同じ教室で学ぶので、共に関りが強いですよね。
一つの魂が、一つのグループ(数人から25人くらいのクラス)に所属し、そのグループの学年が数千人居る、というマンモス校をイメージすれば解りやすいです。
二次的なグループ同士の交流は、あまり進歩していない魂どうしではほとんどない・・・
これは、小学校では自分のクラスメイトくらいしか理解できないが、多少進歩して、中学校、高校になると部活や生徒会やらで横の繋がりや上下の繋がりが増えて交友範囲が広がるようなイメージかもしれません。
前世の両親の魂と同じグループになることはあまりないとなると、先祖崇拝など、現世での物理的な血の繋がりに対する解釈はどうすれば良いのでしょうね。。。先生(ガイド)の中に、先祖や両親が居たりする事はあるのかな?
つづく~