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スリ・ユクテスワの霊界通信報告5~幽界について

ヨガナンダの元を訪れたスリ・ユクテスワは、「霊界」について多くの情報を語りました。前回、幽界の様子を一部書きましたが、更に細かく「幽界」を見てみましょう。

幽界には、幽界人のおおぜい住んでいる幽質の星がたくさんある。
そこの住人たちは、一つの星から別の星へ旅行するのに、幽体の飛行機である光のかたまりを用いる。これは電気や放射性エネルギーよりも速いものだ。
幽界の宇宙は、いろいろな色彩に輝く精妙な光の波動から出来ていて、その大きさは、物質界の宇宙の何百倍もある。物質界全体は、幽界という巨大な光り輝く気球の下にぶら下がっている小さな固形のバスケットのようなものだ。
幽界の星座にも太陽や月があり、物質界よりもはるかに美しく、光はオーロラに似ている。
幽界の昼と夜は、地上の昼と夜よりも長い。
幽界は、限りなく美しく、清潔で、純粋で、整然としている。
幽界は常に春のような暖かさで、ときおり光り輝く白雪や、多彩な光の雨が降る。
幽界の遊星には、オパール色の湖や、きらきら輝く海や、虹色の川がたくさんある。
普通の幽界には、地上から来たばかりの何百万という人間と、無数の妖精、人魚、動物、妖鬼、小人、魔人、精霊などが、それぞれのカルマによる資格に応じて、異なった遊星に住んでいる。
善霊は自由に旅行することができるが、悪霊は限られた区域に閉じ込められている。
地上の生き物と同じように、幽界の生き物も、それぞれの階級に応じて適当な波動領域を割り当てられている。
他の世界から追放されたいわゆる悪魔(地獄に落ちた天使)たちの間では、ライフトロンの爆弾や、呪文という精神光線による戦いや争いが繰り返されている。これらの人々は、陰惨な下層幽界に住んでいて、邪悪なカルマを遂行している。
こうした一部の暗い牢獄のような区域を除いては、すべてが広大な光の領域で、そこではあらゆるものが美しく輝いている。
幽界にあるものはみな、本来神のご意志の具現化したものだが、部分的には幽界人の意思によって改造されたものもある。彼らは、神がおつくりになったものの形や美しさを、好みに応じて修正したり改良したりする能力をもっている。
幽界では、幽界人の意志だけで、直ちに固体を液体や気体やエネルギーに変えることができる。
幽界は、調和と平和の幸福を楽しんでいる。
幽界の生き物は、自分の姿形を意のままに解体したり、つくり変えたりすることができる。花や魚や動物でさえも、一時的には人間の姿に変身することができる。容易に語り合うこともでき、カルマによる一定の制約はあるが、どんな生き物にも等しく自分の姿形を自由に選ぶ権利がある。幽界の万物は、活力にあふれる神の創造の光で出来ているのだ。
幽界に生まれる者は、宇宙意志の力を借りて精妙な幽質の波動を凝縮し、自分の性質に応じた幽体をつくる。地上で死んだ人間は、同じような精神的および霊的傾向をもつ幽界の家族のもとへ招き寄せられて、そこに生まれるのだ。

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これらの記述を文字通り受け取ると、???と思う記述がたくさんあります。

「幽界人のおおぜい住んでいる幽質の星がたくさんある。」とありますが、「幽界の階層」を「星」と言い表しているのかと思いましたが、どうも現世の地球で云うところの「国」のような感じかもしれませんね。ただ、「それぞれのカルマによる資格に応じて、異なった遊星に住んでいる。」ともあるので、違う階層にも星々があるのかな。

「物質界全体は、幽界という巨大な光り輝く気球の下にぶら下がっている小さな固形のバスケットのようなもの」という表現は面白いですね。

「悪霊は限られた区域に閉じ込められている。」「陰惨な下層幽界に住んでいて、邪悪なカルマを遂行している。」・・・要するに「地獄」のような地域ということなのでしょう。

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引用は、この黄色の部分の「幽界」についての記述となります。他の霊界通信でも「幽界の様子」については様々な情報がもたらされています。言葉の表現方法が微妙に違いますので、いろいろな情報に触れて、総合的にイメージしていくと良い思います。

が、霊界側の住人は、その様子を五感で捉えていませんし、その霊界人の情報も霊能者へ全てがクリアに伝えられているわけでもありません。また幽界のどの層に住まう霊なのか(霊格の違い)によっても、もたらされる情報や表現が違うでしょう。更に霊能者の言語への変換能力もあります。難しいですね・・・。しかし、似たような記述も多いですから、それらをピックアップしていっても霊界の様子のイメージが掴めるように思います。


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