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Spir DEIB Policyを策定しました

こんにちは、Spir代表の大山です。本日、SpirからDEIB Policyを発表致しました。

なぜこのタイミングで、どういう意図でこのポリシーを策定したのかについて私からご紹介したいと思います。

DEIBとは?

DEIBとはDiversity(多様性)、Equity(公平性)、Inclusion(包摂)、Belonging(帰属)の頭文字をとった略称です。DEIまでは様々な場面で耳にすることも増えていると思いますが、それらに加えてBelonging(帰属)というのは組織に関わる各個人の自身が感じる帰属意識というものです。Inclusion(包摂)が組織に関わる各個人を受容するための努力や行動であるのに対して、その結果として組織に関わる各個人に生まれる「組織の一員である、仲間である」という感情を指すものです。

何故このタイミングでDEIB Policyを発表するのか?

創業時からグローバルな展開を目指してきたSpirですが、2021年後半から2022年の初期までは、海外展開を本格的に始めるべくAlchemistの運営するアクセラレーションプログラムに参加し、海外ユーザーへのインタビューを重ねて、英語版(β)のリリースまでしていたのですが、株式市場の大きな環境変化に鑑み、スタートアップとして今後の資金調達を行うためにはグローバル市場でのアクティブユーザーの拡大よりも、国内市場での有料ユーザーの獲得に注力し、自分たちの運命の手綱を握れるようにすべきだと判断し、戦略転換を行いました。

結果として2022年8月に法人向けの有料のチームプランをリリースし、順調に利用していただいているユーザーの数も増えてきました。この国内事業が軌道に乗った先には改めて海外展開にチャレンジすることを計画していますが、グローバルにサービス展開するためには国内のみならず海外からもメンバーを募集しチーム組成していくことが必要不可欠です。

弊社では過去にCTOが退任するという出来事もありましたが、それを乗り越えてチームを作っていくためには、DEIBを実現するためのDEIB Policyを明文化する必要がありました。

Spir DEIB Policy策定の目的

最終的にはSpirという組織に関わる全てのステークホルダーに向けたポリシーでありたいと思いますが、まずはSpirの運営メンバー自身を対象として策定することにしました。

Spirのミッションが「創造性を解放する」というものですが、そのミッションを実現するためにもまずはプロダクト・サービスを開発している自分たち自身が安心して挑戦できる環境を作るべきだと考えました。

また、Spirというサービスがユニバーサルなものであるためにも、その作り手も多用な視点を持ち、ポテンシャルを最大限発揮できるようにするためにDEIB Policyを策定しました。

Spir DEIB Policyの位置づけ

DEIBを尊重し、推進する上で絶対的な解やゴールはありません。

組織を構成するメンバー一人ひとりによって多様性の状態はアメーバのように変容していくものなので、メンバー構成が変わるたびに最適なDEIBのあり方も変わるものだと思います。

そして、もう一点気をつけたいのは、DEIBの実現に向けて多様性を増やすことが大事であることは間違いないのですが、特定の属性における多様性を増やすことを目的に採用活動を進めるのではなく、結果としてSpirに参画してくれるメンバーの誰しもが抱えているそれぞれのマイノリティ性を大事にしたいと考えています。

Spirではアンコンシャス・バイアスの存在を意識しながら、新しく参画してくれるメンバーのマイノリティ性を尊重し、受け入れ、対話による課題解決していく中で、組織として常にDEIB Policyを更新していくべきだと考えています。

Spir DEIB Policy ver.1.0

このような目的・位置づけのもと、メンバー全員とDEIBにおける現在地がどこにあるのかを確認し、どういう形でDEIBに向き合っていくかを話し合い、ver.1.0として以下のようにポリシーを策定しました。

  1. Minorityな体験、視点、価値観を受け入れ、複眼的な視点をもつことが価値を高めることができると信じています。

  2. Spirに所属するメンバーが違和感を覚えた時に不安なく問題提起が出来る環境を作ることを約束します。

  3. 提起された問題に対して、相互に尊重した対話によって解決策を模索することを約束します。

  4. 解決策としては、公平性の観点でのサポートに留まらず、構造的要因の解消を目指すことを約束します。

最後に

SpirのDEIB Policyは10数名のメンバーで議論して策定したものであり、そもそも偏った視点となっていると思います。位置づけにて言及した通り、今後新しいメンバーが増えていく中でどんどん更新されていくと思いますが、もし何かお気づきの点がある方は是非フィードバックをいただけたら嬉しいです。

また、Spirのサービスをご利用いただく方、そして会社に興味を持ってくれた方が、SpirがどういうスタンスでDEIBに向き合っているのかを理解していただけるヒントになれば嬉しく思います。


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