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Googleスプレッドシートで作成するガントチャート付き睡眠日誌テンプレート

僕は不眠症で入眠困難や中途覚醒に困っています。睡眠状態を把握するためには睡眠日誌を付けるといいと聞くけど、手書きが嫌いなので続きません。

中途覚醒した時間を記録できるアプリを探したけど、ちょうどいいのが見つからなかったので、ガントチャート付き睡眠日誌テンプレートGoogleスプレッドシートでDIYしました。

特徴

  • 就寝時間と起床時間を入れると30分単位のガントチャートを自動生成する

  • 中途覚醒した時間を入れるとガントチャート上にプロットする

  • 睡眠薬を服用した時間を入れるとガントチャート上にプロットする

  • A4横向きにモノクロ印刷すると診察の際に見てもらえる

スプレッドシートは公開しているので、使ってみたいという方は、ご自身のGoogleドライブにコピーして、ご自由にカスタマイズして下さい。


使い方
はシンプルですが一つだけ注意点があります。
24時間制で時間を入力するのですが、0時以降は24を足して入力して下さい。
例1: 0:15 → 24:15
例2: 7:55 → 31:55
カスタマイズしやすいシンプルな数式にしたかったため、入力が少し不便になりました。



使った関数や機能

スプレッドシートで時間単位のガントチャートを作る方法

tk4chさんの記事を参考にしました。

セル塗りつぶしは、条件付き書式設定でカスタム数式を使います。
AND関数と比較演算子で、時間軸と就寝・入眠時間のセルを指定します。

ガントチャート内のセルにプロットするのはIFS関数を使う

条件に、AND関数と比較演算子で、時間軸と中途覚醒・睡眠薬服用時間のセルを指定します。値はoやxの文字列です。
いずれの条件にも当てはまらない場合にはエラー値(#N/A )が返ってきて表が見づらくなるので、IFERROR関数で囲って空白を返すようにします。


就寝時間や中途覚醒の時間を手軽に記録する方法

最初の頃はGoogle Keepに時間をメモしてました。またスプレッドシートにスマホから直接入力することも可能です。でも、眠いときにスマホのキーボードをポチポチするのはめんどくさかったです。
今は、Googleフォームを使ってタイムスタンプを送信する方法に落ち着きました。

こんな感じのフォームを作って、ショートカットをスマホのホーム画面に追加してます。

回答集計用のスプレッドシートのタイムスタンプ欄を見ると、送信した時間がわかります。
しばらく運用して得たコツとしては、

  • 「寝る」を送信したあと眠れなくても、改めて送信すればいいだけなので気楽にやる。一番うしろの「寝る」タイムスタンプを就寝時間とする。

  • 目が覚めた時点では中途覚醒か起床か確定してないので、「起きた」ボタンに統一。一番うしろの「起きた」タイムスタンプを起床時間とする。


(余談)今後やりたいこと

せっかくスプレッドシートにタイムスタンプを記録してるので、ガントチャートの表への入力を自動化したいです。
抽出にはFILTER関数やQUERY関数を使うのだと思いますが、日付や時間の関数での扱い方などがまだよくわからないので勉強中です。

24年3月11日追記

入力自動化がうまくいきました。下記の記事にまとめました。



今日、このテンプレートを使った睡眠日誌を主治医に見せたところ、数年前に承認された新しめの睡眠薬を試してみることになりました。これで中途覚醒が収まるかどうか興味津々です。
カフェイン断ちや運動など薬に頼らない方法もいろいろ試してますが、それでも寝付けないときは、睡眠薬を使ってサクッと寝ちゃいます。これからもQOL向上を目指して、いろいろ試してみたいと思います。

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