2021/4 消費コンテンツ

LWさん(@lw_ru) とかookamiさん(@ohkami12)に影響を受けたりしたので、簡易なアウトプット機会の増加を目的にちょちょっと。
彼らを含め他人がアウトプットするコンテンツは基本的に興味深く面白いもののため同様の消費コンテンツ紹介なんかの記事は積極的に読みたいのだが、テイクするだけでは仕方がないので継続的にやっていきたい所存。
下記は影響を受けた両名の記事なので、興味がわいた方はぜひ読んでみてほしい。

21/4/11 2021年2月消費コンテンツ(LWさん)
https://saize-lw.hatenablog.com/entry/2021/04/11/104506

2月~4月に読んだ本まとめ(ohkamiさん)
https://okami-no.hatenablog.com/entry/2021/04/24/170649


以下、自身が視聴/読了したコンテンツと感想とかコメントとか。

映画
◆劇場版『名探偵コナン 緋色の弾丸』
去年こそなかったものの毎年恒例になっているコナン映画。今回もなかなかにぶっ飛んだアクションと大規模な爆発や倒壊の爽快感、毎度のことながら恐れ入るものだった。馬鹿馬鹿しいばかりの事件性はともかく、後に映画を共に見に行った友人から教えられた「あえて犯行動機を共感性の薄いものに設定している」という話は興味深かった。ソースを調べたり真偽の程を確認したわけではないのだが、そういう前提を含めて楽しむものとしてみればなかなか良いものではないのだろうかと感じた次第。


書籍
◆学びを結果に変えるアウトプット大全(樺沢紫苑著)
ノウハウ本としては比較的ありふれた感じがありはするが、纏まりがよく具体例等交えながら広く浅く書かれている感じで導入としては読みやすい内容なのかな、と感じた次第。本から吸収できる内容に関しては別段特に自分にとって完全に新規の知識はほとんどなかったような気がしてささっと読み終えてしまったのだが、本旨は今回の例のように実際にアウトプットを行っていくことの重要さなので問題はないだろうと判断している。

◆教養としてのラップ(晋平太監修)
ラップの構造紹介+歴史読み物+対談。完全に独立したコンテンツを無理やり1冊に繋ぎ止めたような本でなんだこれは?となった次第。ヒップホップ的な興味があれば面白いが、もう少し深く掘り下げないと教養としても成り立っていないただのファンコンテンツに成り下がっているように感じる。どこか一つに特化して深く掘り下げた一冊の方が魅力がある本になると思うが、タイトルにあるような教養とは彼らにとっては上澄み液のようなものなのか?という感じだった。個人的には対談で触れられていたラップの言語性や音声認識と脳の感じ方などの学術的興味の部分の方が大きかったので、そのようなパートに焦点を当てた本が出てほしいと思った。ニッチ過ぎて商売にならず刊行されないのが目に見えているのが辛いところだが。

◆女医が教える本当に気持ちのいいセックス(宋美玄著)
マッチングアプリで仲良くなった女性から勧めてもらった。自身の視点ではまず買わないような本を他人に勧めてもらった場合基本的に率先して買うようにしている(自身になかった視野を広げられる可能性が自身で本を選択して購入するより高いと見込んでいる)。
女性経験に乏しい男性やAVで毒されている男性目線で言えば新規に学べることは多く読み物としては面白いと感じた半面、昨今の視点で言えば同様のコンテンツはいくらでもyoutubeに転がっているので刊行された2010年時点での本に過ぎないのだな、と思った部分もある。
自分自身が恋愛や深い人間関係に長けているとはお世辞にも思えないため、そういう意味での導入口としてはアリだったかもしれない。本を勧めてくれた女性いわく「お前にはエスコートする能力が足りていない」とのことで、次回はエスコート用の本を勧めてくれるらしい。末恐ろしさを感じている。

◆死にたがりな少女の自殺を邪魔して、遊びにつれていく話。(星火燎原著)
知人の著作、しかも刊行としては処女作ということで購入。もとはなろう小説との触れ込みで、知人として応援したい感情は当然あったのだが単純に読み物としての面白さには疑念を持っていたのもまた事実であった。
結果的には一巻完結の話としては纏まりもテンポ感もよく値段分ぐらいは十分楽しめたと感じたのだが、同時に自分自身の感性も実年齢相応になっていることを実感した次第だった。主人公及びヒロインの年齢も(その実考えや感性も)若く、読み手のメインターゲットは自分ではなく10代~20代前半であることを意識せざるを得なかった。感情移入することもなく、ただ俯瞰的に物語を追っているだけの自分に少し哀愁を覚える作品だった。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?