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日本人の心とははここにある

銀魂THEFINALの感想を書きます。

銀魂の原作最終話をさらりとみたのですが、
アニメーションではどう表現されるのか。

最初から笑い、そして涙し、笑いの映画でございました!

銀魂だからこそできるネタもあり、表現もありで最後はやはり笑いで幕を閉じるそんな感じだったので、さすが、銀魂であると納得のいく劇場版だったとも思います。

銀時と高杉の関係性、銀時と高杉と桂の関係性も大好きなんですけども、万屋組の再会もまた感動でした。本当にオールスター集結で、最後まで釘付けではあったのですけど、神!と思ったのが、銀時と虚の最終戦の場面。銀時の表情がなんとも言えなかった。虚は結局、高杉に侵食していたわけなんですけども、その節々で高杉との思い出がフラッシュバックされる。けれども、友を斬らねばならない状況で、生きることをきっと最後まで望んでいただろう銀時の最後の表情はグッときました。武士道ですね。

助け合いの心。

銀魂にはそれが詰まっているとも思いました。いつもは歪み合っている関係だとしてもいざというときは同じ目標に向かって戦えるそんな仲間。

武士の刀は置いてきても自分の刀だけは強く持て

とはこのことですね。信念を貫く。

天外者も銀魂も武士道、日本人の心そのものがたくさん詰まった作品だと思っています。私はね!!!!

全ての作品がそうなわけじゃないので、やはり魂が込められている作品って人の心に刺さるものなんですよ。どんな広告をしようが、どんな有名な俳優を起用しようが、心に刺さらない作品もあるわけなんですよ。

空知先生ってすごいなって思います。

コメディとシリアスを詰め込んでますけど、ここまで検閲ギリギリなんじゃないかと思わせるのって笑

それが銀魂の味とも言える。はっきりしているからでしょうか。

笑いは笑い、真面目は真面目。その切り替えがうまいからこそ作品として成り立つ。また、設定も面白い。江戸を基準にして歴史や文化を現代と少し混ぜ合わせ、ギャグねたは時事ネタも使用したりって。

最後というのは寂しいものではありますが、いつだって漫画を読み返せばいい、アニメを見返したらいいのです。

空知先生の次の作品に期待しちゃいますね。次もまた面白い漫画を描いてくれるに違いない。

1ついうなら、銀時出生の秘密の外伝は出してほしいとは思いました笑


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