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「あ~明日から仕事だ・・・」日曜夜の憂鬱に打ち勝って最後の最後まで休日を満喫するメンタルを手に入れる感情整理術

すべてのビジネスパーソンが一度は経験したことがある、日曜夜に感じる憂鬱感。楽しい動画を見ていても家族と話していても、心が憂鬱感や不安感によってざわついてしまい楽しめないと思います。その憂鬱感に引っ張られて心から休日を最後まで楽しめないことが、さらにストレスに追い打ちをかけてきます。でも力ずくでは憂鬱感や不安感を消すことはなかなかできません。

私も「そんな人生が続くのは嫌だ!休日は最後の最後まで楽しみたい!そういう人生にこれからはしたい!」と思って試行錯誤を始めました。一気に変わることはできないですが、少しずつ自分のメンタルコントロールができてきて、今は数年前に比べるとだいぶ休日を寝る瞬間まで楽しめる割合が増えてきました。

【マインド①】「仕事を必ず好きでいなくちゃいけない、成功しなくてはいけない」を手放す

自分がコントロールできないくらいの憂鬱感・不安感を感じるのは、かなり無理して仕事をしている証拠です。体が仕事を拒否しています。仕事の「何を」あなた自身は拒否しているのでしょうか?
きっと仕事中は「目の前の仕事を好きな自分」を演じ「ある程度成功を収めている自分」でありたい、と思って、やりたくない仕事も無理に頑張ってやっているのではないでしょうか。

「目の前の仕事を好きな自分」「ある程度成功を収めている自分」は、本当に自分が望んでいるのですか?他者から見た自分を「平均よりも優れている自分」に保ちたい気持ちは誰にでもあると思います。しかし、あなたの体は拒否しています。

「私はこの仕事は嫌いだ!!全然やりたくないんだ!!」という本音をまずは認めましょう。そんなこと思ってはいけない、と考えていませんか?湧き出た感情はなかったことにはできません。潔く、自分の本音を認めましょう。それだけでかなり楽になります。

【マインド②】「精神的に常に安定していたい」を手放す(どんな気分も受け入れる)

自分の本音を認めても、「どんな一週間が待っているのか考えると不安だ…」という思いが残るかもしれません。休日よりも平日(仕事中)に嫌な経験をしてきたのなら、休日が終わる頃にそう感じるのは無理もありません。それを乗り越えてきたあなたは本当に凄い。偉い。

もしかしたら自分が傷つくのを過剰に恐れているかもしれません。既にたくさんのことを乗り越えてきたあなたなら、次の一週間にちょっとトラブルが起こっても必ず乗り越えられます。
「精神的に常に安定した状態で過ごしていたい」という執着を手放すのも一つの方法です。精神的に落ち込むことが起こってもあなたは問題ないのです。落ち込む時間があったとしても、拒絶すると次の週末、また「明日から拒絶しなくてはならないことが起こるのではないか」と不安になってしまいます。拒絶せずに受け入れるマインドに切り替えることで、週末の不安感も徐々に軽減していきます。

【アクション】自分が本当に楽しいと思える予定を日曜の夜まで入れる。なければ「部屋の掃除」もしくは「運動」をする。(どんな人でもやったあとほぼ確実に達成感を得られる)

今までのマインドセットを心の中で意識しつつ、「休日を最後まで楽しみ尽くす行動をとる練習」も少しずつしましょう。日曜日の夜はあえて予定を入れず、ゆっくり過ごしたい、という人も多いかもしれませんが、憂鬱感を感じてしまう人には逆効果かもしれません。憂鬱感を味わうための時間になっていませんか?そうならないためにも、自分が心から楽しめる予定を日曜日の夜に入れておきましょう。

「心から楽しめる予定なんて思いつかない!」という人は、掃除か運動がおすすめです。なぜならばその二つは、やったあとほぼ確実に達成感や充実感を得られるからです。充実感を感じたまま眠りにつくことができます。

まずは自分自身の「嫌だ」のサインをちゃんと認めることが、充実した毎日への第一歩です。自分の本音を拒絶せず、受け入れましょう!

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