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呟焼き

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記事一覧

透明さんに出会ってから
孤独の夜が
とても好きになる
今日は何をおもい
どこに浮かべよう
冷蔵庫のモーター音だけが
友達だったのが懐かしい
今もウンウーン唸ってるけど
姿見えなくても
遠く離れていても
ここにいる
なんだかとっても
あたたかい
なんだかとっても
ありがとう

全力で失敗することがある
全力で成功することも
全力じゃなくてもいい
全然全力じゃなくても
全力で失敗しても
全力で成功しても
美味しい
全力でおいしい
全くもって全力じゃなくても

規制線を張るから感じることをやめてしまう。
線なんて最初からないもの、あるのはそう思い込む思考。薬にも毒にも移り変わりゆく。薔薇が輝くのも枯れるのもわたし次第。

いつもじゃなくていい
ときどき
たまに
いつももいいね
晴れときどき雨みたい
曇ってても見上げたら
いつも空がある

過去は過去にあり未来はたった今から

ボレロを聴いていたら
宇宙人はまたいつもの
カミナリひとつ落としてく
頭の上を筋斗雲が通り過ぎて
かさでもさすかのうと思っていると
雷はどんどんどんどん大きくなって
落っこちたドカンドカンと落っこちて
土砂降りの雨
傘をさしていたのに感電してしまった
そうか、傘をさしていたからか

誰かをおもい、あなたにおもわれることって大事な気持ちだね。

ことしの干支は🐰でしたね
来年は🐲だという
動物たちが追いかけっこをした結果だという
ネコも好きですよ
とても可愛いらしい
ワタシはイヌ顔で辰年うまれ
明日は正月
フクフク芽吹く
福呼んで
フクフク沸いた
湯の音と
フクフク咲いた
笑い声

ワタシはイヌ
イヌのように
忠実に
待っててと言われたら
夜も朝も次の朝も待ってる
かもしれない
オオカミのように細く
遠吠えするかもしれない
ワタシはネコにはなれない
ネコのスマートな身のこなし方には程遠い
ワタシはイヌ
あなたの瞳を見つめてる
月の下でいつも待っている

曖昧な沼行きのバスは乗り放題です
好きな時に乗せて降ろせます

こどもの絵は子どもにしか
描けないからどの子も天才
天真爛漫な笑顔もそうみたい
おとなになると忘れちゃうのね
どこに置いてきてしまったのか
道端の小さな花に青いそらの風に
誰かにきいてもきいてもわからない
雪ムシは呑気にふわふわ飛んでいて
かわいい丸っこい手の中にとまってる

気に入りの喫茶店のスペースで
壁にはね返るくらいの音量で
窓の外に触れる揺らぎ
刻々連なる砂のかさ
声は奏でる音となり
ふわりと舞う葉見つめあう
好きな詩のページを開き
グットラック!を持ちこんで
粉雪かけたミルフィーユ
紅茶にシュガー何個でも
声に出しあなたと読みたい詩がある

悲しい事は破れたストッキングのように伝線していってしまう事もある伝線を止めるよりどうせ破けたならば思いきり破いてしまえばすっきりとする事もあるかもしれない。でも嬉しいのが伝染していくほうがいい。知らない間にあなた色に染まってく。全部染まってしまわずにわたしの色もちゃんと残ってる。

今日は寄り道していこう
昼寝だってりっぱな寄り道だ
立派な寄り道って何だろう
寄り道しても叱られない
誰かの為になる事や
パチンコ玉くらい小さな事も
時過ぎれば
真っ赤な夕焼けのまれてく
葉っぱも赤くなってゆく
昼寝でもしてから歩いてゆこう
まだまだ時間はあるはずだ