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目標と目的

こんにちは。
今日は「目標」と「目的」の使い方についてお伝えします。

病院勤務時代に、肩関節障害の方によく言っていた言葉があります。
「○○に復帰できた時に、バンザイして喜べるように、手を上げれるようになりましょう!」

冗談混じりで笑いながら話していましたが、患者さんは結構覚えていて、手が上がるようになたとき「これで喜べるわ!」と言ってくれる方もいました。

肩関節が上がらないことで何ができないか?
服を脱いだり着たりする時に不便、高いところのものが取れない、背中を洗えない などなど。

日常生活場面ではすぐに思い浮かぶ不便さも、実際に患者さんがその先に思い描いているものはわからないものです。
しっかりと患者さんとの関係性を作り、信頼関係を築けた上で、初めて患者さんから話してくれるものです。

肩を上げる、手を挙げるという目標は、いずれ大喜びする目的のために、必要な通過点であると、患者さんに気づかせること。

そしてそのためには、患者さんとの担当者と患者の関係を少し超えた信頼関係が必要であること。

知識・技術+α でがんばりましょう!!


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