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忍術集団に加盟したものの、状況をまったく理解していない「カメレオンのお虹」はシロに尋ねる…
ようやく笑いが収まったシロ、トクジ、ボウ坊の3匹は、各々の忍術を誉めあいながら上機嫌で歩…
シズカは薄暗い自室で黙想している。するとそこに、1匹の兵隊蟻が捕虜を伴い入ってきた。 「…
迫りくるカマキリの鎌。トクジ絶体絶命である。 「おほほほほほほ」 次の瞬間。 「忍法「五…
チャドクガの幼虫のケムシであるボウ坊を迎え入れ、一行はゲンジアリの追跡を再開した。 「お…
忍者になったからには、忍術はこれ必要であろう。2匹は道中、お互いの長所に、忍術らしい名称…
ゲンジアリの話を信用するならば、女王はまだ生きている。今ヘイケアリに必要だったのは、希望であった。女王がいなければ、我々は前に進むことができない。 「情報提供に免じて、釈放してやろう。何処にでも行け、二度とここには戻ってくるなよ」 「触角を無くしてるんだから、もうおしまいだよ。向こうでリスカするから」 「どうぞご自由に」 「ホントにするからね!」 呪いの言葉を吐き続けるゲンジアリを残して、シロ達は元蟻塚に戻った。生き残りのヘイケアリを集めて、女王がゲンジアリの巣に、
シズカが叫ぶと、地面が微かに振動を始めた。振動は段々と大きくなって、地響きに変わった。次…
「そこまで極悪な奴らだったのか」 「モンキチョウが言うには、どうやら奴等は、君たちヘイケ…
ゲンジアリの行進。後にも先にも、一切の生命が残らない、「死の行進」である。この行進に巻き…