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40代からのキャリア再構築:新たな道への挑戦【きっかけ編】

2023年、40代で人生初の転職活動を始め、新たな挑戦の舞台が決まった。同じように悩んでいる40代の人の後押しになりたいと思い、この転職活動の記録を書きていきたい。数回の記事に分けて投稿します。

なぜ転職するのか?

色々な理由はあるが、今回は自分軸での話をしたいと思う。

コンフォートゾーンの罠
これまでの顧客や仲間との関係では、お互いの期待や目標を理解し合い、スムーズにコミュニケーションできることが多かった。この状況は仕事を円滑に進める上でとても快適なことだった。いわゆる「コンフォートゾーン」と言えるものだが、最近はそのゾーンが狭まってきていると感じていた。いつの間にか、快適さよりも窮屈さを感じるようになっていた。これから先に進むには、ゾーンから脱するための一歩を踏み出す必要があった。

集中の分散
社内では「ジェネラリスト」として様々な役割を求められることが多かった。これは社内での自分の立ち位置が複数あることを意味し、自己効力感も満たされていた。しかし、各役割での能力向上や業務遂行を深めようとしたとき、どうも注力できずに分散されてしまっているように感じた。それが自分だけではなく、その役割を全うできないことで周囲にも影響を与えているとも感じた。これから先に進むには、何を自分の軸として取り組むのかを選択し、集中する必要があった。

当たり前の壁
変化を生み出す方法を検討する際に、現在の職場で何ができるかを考えていた。2023年は、これまで「当たり前」だと思っていたことが変わる出来事が身近で多かった。その影響もあるが、現在の職場という枠組みに固執して考えることが、選択肢を大きく制限しているのではないかと感じた。これから先に進むには、現在の職場という枠にとらわれずに考える必要があった。

40代の転職事情

これらの理由から転職に踏み切ることを考えた訳だが、一方で40代で初めての転職には不安もあります。その不安を少しでも拭うために以下の行動をと起こした。

世間の転職事情を調べる

ネット記事やVoicy、SNS、書籍などから最近の転職市場や転職者の声をリサーチした。当然ながら、ポジティブな情報だけではなく、ネガティブな情報も入ってくる。しかし、私は転職を踏み止まりたいわけではなく、踏み出したいので、ポジティブな情報を得るように努めた。
その中で、最も励まされたのは「マネジメント経験者の市場価値は高い」ということ。なぜなら、プレーヤー一人の成果のみが得られるのではなく、マネジメントによりもっと大きな成果を得られるからだ。私の経歴の後半はマネジメントやリーダーシップが求められる役割が多かったため、この情報は好材料となった。

身近な体験者の声を聴く

幸いなことに、知人に同年代での転職経験者がいる。その知人からはリアルな転職体験談を聞くことが出来た。身近な関係なので、どれくらいのスキルと経験を持っているかを把握している。そのため、自分が持つスキルと経験でも、転職市場で十分に需要があることを理解するには十分であった。さらに、その知人からも転職を強く勧められたことも大きな励みとなった。

まずは何から始める?

これらの転職のきっかけと励みから、私の決意が強まった。次のステップとして、まずは転職サイトへ登録しようと思うのであった。つづく…

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