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昇格面談の時期がやってくる

はじめに

早いもので来週には3月になります。会社では昇格面談の時期ですね。
私もマネージャーとしてメンバーの昇格面談が控えており、今ホットな話題として話していきます。

面談で抑えておきたいこと

昇格面談の中で、抑えておきたいメンバーの考えを言語化してみました。

面談で抑えておきたいこと

分かりやすく図で表現すると以下のようになります。

面談で抑えておきたいこと

①Input1:現在地の把握(自分、組織、仕事、強み・弱み)
・今の自分のポジショニングがどこか把握しているか。
 ここを把握できていないと、目的地への道のりが分からない。
・自分を客観的に見つめて、自分への解像度が上がる
・何ができる、よりも、どのような役割を担える・価値を作れる、で表現してもらう。

②Input2:目指す場所の理解(何をやるべきか、何を求められているか)
・目指す役職で一般的に求められていることは何か。(抽象度高い)
・今の環境で求められていることは何か。(具体的に)
・ここをしっかり定義できることでギャップを把握できる。
・ここがMustだけに縛られないこと。Willもしっかり持つ。

③Action1:ギャップを埋める行動(短期)
・場所に立つためにやることは何か。(ここは具体性を求めたい)
・Must要素が強め。そのため、②でしっかりMustを理解しておく。
・ギャップを埋めるために、周囲の助力がどれだけ必要か確認する。

④Action2:立ち振るうための行動(長期)
・自分らしくやることは何か。(抽象度高くてもよい。個人の思いが大事。)
・Will要素が強め。そのため、自己意思を持ってないと持続性に不安が残る。
・どれだけ火種(モチベーションの源泉)を持っているかを確認する。

これらを面談の中で、しっかりメンバーから自分の言葉で話してもらう。もちろん、マネージャーとしてメンバーへ求めるMustに認識相違があれば、面談の中ですり合わせも行っていく。

その先の本当に大事なこと

その先の本当に大事なこと

昇格を評価するというのが面談の主たる目的なのは間違いないが、やはり役職も一つの型に過ぎない。メンバーがこの先どうありたいか、これを置き去りにせずにマネージャーがきちんと理解する。これにより、この昇格面談を『将来へのジャンプ台』とすることができる。

※『将来へのジャンプ台』という言葉は書籍『エンジニアリングマネージャーのしごと』の「6章.1年でいちばん輝かしい季節」から引用させてもらいました。

おわりに

マネージャーとして、昇格面談をメンバーの成長の場としてプロデュースすることを念頭に置き、しっかり準備して臨みます。

さあ、昇格面談で自分もメンバーも、イキイキしよう。


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