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Vo.2 UberEats売上を上げる、ちょっとずるい裏技【商品編】

こんにちは、スパイシーデバイスのふじやです。

飲食からフリーランスになって、飲食店のサポートやフードブロガーなどをして生計を立てています。
飲食店の改善方法やフリーランスの暮らし、好きなものについてをnoteで紹介しています。

今回取り上げるテーマは「飲食店向けUberEatsの活用方法」についてです。
事前準備のポイントは4つあり、今回は2番目だけ説明いたします。
1番目を見ていない方はこちらをご覧くださいませ。

また、お忙しい店長さんやお知り合いのオーナーさんにも共有していただけると嬉しいです!

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前回も紹介したUberを最大限活用するポイントは4つ

1. 店名
2. イートインで使う商品を選ぶ
3. 複数業態で運用する
4. FC業態を積極的に活用する

今回は2番目の商品について
それほど重たいテーマではないのでライトにいこうと思います♪

第1回目の復習、簡単に

1回目では、店名の付け方について紹介しました。

1) 注文のハードルが上がる→注文数下がる
2) 不満が実店舗に影響する可能性がある→実店舗のイートイン売上が下がる
3) 注文するときのユーザー心理とマッチしない→注文数下がる

1)の注文のハードルが上がる理由として、
実際の店名で掲載をすると、UberEatsの手数料が価格に乗ってしまうため、お店で出している価格をユーザーが知っていると割高に感じてしまう。
→その為、注文数が上がらない

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2)の不満が実店舗に影響する理由として、
通常のイートインのオペレーションと異なるため、ミスが増えたり、カバーができない。
・通常であれば、お箸やお皿がなくても→すぐに渡す
・料理が遅くなれば、丁寧に謝罪+状況に応じて割引など
けど、デリバリーだとそれができません。
そうなったときに、UberEats上、もしくは、食べログやMEO(Google Map)のコメント欄でディスられてしまう
→結果として、イートインの売上が下がる可能性が増える

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3)の注文する時のユーザー心理とマッチしない理由としては、
注文するユーザーの心理はかなり「ハレ」であるということ。
イメージするに、
「今日久しぶりに出前にしよっか?」
「いいねいいね♪ピザにしよーよ!」
みたいな感じですね。この時に注文するお店はほぼ間違いなく、「〇〇専門店」に注文すると思います。ピザならピザハットかピザーラみたいな。
わざわざ、どこかのバル業態のピザを注文しないですよね。
→結果として、注文が入らず売上上がらない

という感じでした。
これを踏まえて、どんな商品を選んだらいいのか?

マーケットボリュームの多い商品にする

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いきなりそれっぽい言葉を出してしまいました。
考え方は主に2つあります。
・世間的に人気のあるモノを選ぶ
・ニッチだけど、一部にコアなファンがいるモノを選ぶ
どちらかがいいと思います。

世間的に人気のあるモノ
例えばですが、ピザやラーメン、牛丼、ハンバーグ、唐揚げなど。世間的みんな好きなやつです。
第1回でもお伝えしたように、このあたりの商品を店名を「専門店」として売っていくのです。

もし、あなたのお店が「肉バル」で「ハンバーグ」をメインにしようと思った時は、実際の店名でハンバーグを売るのではなく、「ブランド牛専門店 てごね屋」こんな感じで販売をしていくのです。

ニッチだけど一部コアなファンがいるモノ
イメージしやすいのは、二郎系や油そば、すた丼、ガパオライス、グリーンカレーみたいな(僕の好きなラインナップです。。w)モノです。
このような商品を同じように専門店として売っていくのです。
ニッチな商品を取り扱う時は、繁華街や大きめのベットタウンで店舗を構えてる方には良いかもしれないですね。

定量的に計測する方法

チェックリスト

商品を選ぶ時に定量的に決める時には
・キーワードプランナーで「地名 ハンバーグ」のように調べて比較する
・グルメ媒体で地域のハンバーグを出店してる競合数を調べる
最低限これくらいはやって決めた方がいいですね。
当たり前ですが、検索ボリュームが多くて、競合他社が少ない方がいいですからね。

商品構成の増やし方

専門的な店名の打ち出しでやっていく時に、打ち出す商品の商品数がある程度必要になってきます。
ロス・オペレーションの観点から、扱う品数は増やしたくないです。なのでできるだけメインの商品を調整して商品数を稼いで行きます。

例えば、「ブランド牛専門店てごね屋」で「ハンバーグ」を売る場合
・ハンバーグのサイズを3〜4パターン作る
・トッピングや味付けで3〜4パターン作る
このようにすると一気に増やしていくことができます。

具体的に言うと
サイズを、120g・150g・200g・300g
味付けを、おろしポン酢・デミソース・チーズ
これだけで、サイズ4パターン×味3パターンで最大12品商品にすることができます。実際はもっと増やしてください。
専門店っぽい料理ラインナップができたらOKです!

注意したいこと

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店名と商品選定の考え方がわかったところで、1点注意してほしいことがあります。

それは、必ず自分のお店で使っている、もしくは使える商品を推しの料理にすることです。
考え方がわかると、「専門店」で打ち出せばいいんでしょ。ってなってしまうかもしれませんが、実店舗のランチやディナーで消化できない商品は、ロスってしまう可能性があります。

利益を最大化することを考えると、せっかく売ったのにロスでトントンではもったいないですよね。実店舗での商品との相性を抑えて、推しの商品を決定するようにしましょう。

以上で、UberEatsの売上を上げる裏技集 Vo.2は終了です。
続いて、3つ目・4つ目も順次お伝えしていきます。

お手すきでご覧いただければ幸いです。
また、お忙しい店長さんやお知り合いのオーナーさんに共有いていただけますと嬉しいです♪

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今後とも宜しくお願い致します!

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