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人望の正体。
人望
人望ある人に対して、世間の人が尊敬や信頼や期待の気持を寄せること。人々が慕い仰ぐこと。
羨望
うらやむこと。うらやましく思うこと。また、その思い。
人に囲まれることは羨ましい。
多くの人に囲まれたい。
そう思ったことはありますか。
私はそう思ったことはない。
しかし、そのような人を羨ましく思うことはある。
多くの人から注目を集め、信頼され、自らの作る道を多くの人と歩いている。
そんな生き方を羨ましく思うことはある。
そうなりたいと思わない理由は私が向いていないと思うからだ。
大人数と一緒に動くことは疲れる。合わせ続けるのは面倒。
そう思ってしまうからだ。
しかし、やはり羨ましい。
だから、人望とは何か考えてみる。
人望とは
人望
ある人に対して、世間の人が尊敬や信頼や期待の気持を寄せること。人々が慕い仰ぐこと。
いくつかの要素に分け考えていきたい。
まず構成する要素を抽出する。
登場人物
人望のある人()
その他大勢(ファン)
第三者(どちらにも関わりの無い人)
人望のある人を想像したとき、その周りにいる人の名前は必要だろうか。
私には必要なく思える。
そのため、登場人物を二つに分け、そこに観測する第三者を加えて考える。
価値の提供とその方向
これも分割して考える。
人望ある人→大勢
大勢→人望のある人
第三者→人望のある人
第三者→大勢
これら4点に分割する。
左から右へ利点を提供する形だ。
では考えてみる。
人望ある人→大勢
この方向の最大の価値は場の提供である。
これはコミュニケーションとしての場、自己肯定感を満たすための場等、様々な意味を包括的に考えたうえでの“場”である。
人望のある人の周りには多くの人が集まる。
つまりは場の創始者。雪で例えると塵の役割なのだ。
この例えをした理由がある。
それは人望のある人は「単体では価値がなくなる」ということだ。
その他大勢の人があるからこそ、人望という価値が形成される。
だから他者に最も依存しているのは、
人望を形成する要素だけで見ると、
"人望のある人"なのだ。
もちろん人が集まってくるという、前提としての能力が必要だがそこはおいておく。
大勢→人望のある人
これは前述したとおり、"人望"という要素を提供している。
一見価値の無い人が価値を作っているのがとても分かるだろう。
数は力。
改めてその事実を思い知る。
第三者→人望のある人
これはわかりやすい価値だろう。
多くのひとが羨望を与える。
そうすることでさらに大勢の人口は増加していく。
コミュニティを広げる役割を持つのだ。
第三者→大勢
ここに関しては何もないだろう。
第三者は「周りで群がっているな」という評価で、それ以上もそれ以下もないと考える。
たまにファンコミュニティ等話題に上がるが、大体コミュニティとして何か問題を抱えている場合だろう。
何もなければまず話題に上がらない。
人望の正体。
これらの要素を基に考える。
人望とは、価値と満足感の交換である。
価値を与えている側が価値を受容し、
価値を受容している側が、価値を作り出している。
では、ここで重要になってくるのが、
大勢の質である。
ここまでで、人望のある人に対して必ずしも必要な能力はないが、ファンには、人数が必要である。
人数自体もファンが集めることが出来れば、集める必要がない。
つまり求められるのはファンの質なのだ。
大勢の質。
では大勢の質を高めるにはどうすればよいか。
それは二点考えられる。
能力のある人をファンにする。
ファンの能力を高める施策を行う。
この二点だ。
厳選と教育。
これらが人望のある人に求められることとなる。
ファンへの参加ハードルを高く設け、より質の高い場を初めからつくるのか。広くファンを集め教育を行い、質を高めるのか。
ここはまた別の話になるがとても面白いものだろう。。
また、別の機会に考えてみたい。
結論
集団を味方につけ、その質を高め続ける。
そして集団に属する人は、提供者に対し、人望という価値を提供し続ける。
それが人望の正体。
感想
人望を概念としてとらえるのでなく、システムとしてとらえるととても面白い。そのことに気づくことが出来た。
人望を得るために必要な事について
ファンコミュニティの質を高める方法
上記についても考えてみたい。
書き殴った文章だが、最後まで読んでくれてありがとう。
書きながら考えたことなので稚拙な点も多いと思う。
ぜひ読んで思ったこと、以前から考えていたことを教えてほしい。
自由な意見、コメント楽しみにしています。
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