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【Award受賞者インタビュー】中途入社6ヶ月で受賞! 営業プロデューサーとして顧客目線で心掛けていること

デジタルコミュニケーションカンパニー(デジタルを使った広告コミュニケーション事業を行う)スパイスボックスでは、若手からベテランまで、半期で最も活躍した社員を表彰するアワードを実施しています。

過去には、年間売上20億円の契約をまとめた社員や、先端テクノロジーを活用したイベント施策でクライアントから大きな評価を得た新人とベテランのコンビなど、さまざまなメンバーがリーダーミーティングを経て選ばれ、受賞しています。

今回は、新規顧客におけるビジネス創出で最もインパクトを残したメンバーに贈られる「新規顧客向けバリューセールス賞(新規開拓)」を受賞した中途入社半年のプロデューサー・平井佑樹に活躍の秘訣や働く上で大切にしていることをインタビューしました。

自分がクライアントの会社に入った気持ちで取り組む

——受賞を聞いた時の感想は?

アワードの受賞式では、受賞者がスクリーンに名前を大きく表示されますが、僕は全く予想していなかったので「あれ、なんで自分の写真がステージ上のスクリーン映し出されているんだ?」とフリーズしてしまいました。あとで評価ポイントを確認したのですが、自分の前職までの営業スタイルをスパイスボックスに寄せながらも、試行錯誤していた部分を見てくれていたんだとわかり嬉しく思いました。これからは「アワードで受賞した平井」として見られるんだと考えたら、気持ちが引き締まります(笑)。

——入社後、すぐに受賞できた理由をどう分析していますか?

所属するユニットのリーダー・安松さんのサポートが大きいです。提案書の作り方から商談中のヒアリングの仕方、目標に対してのアクションの作り方など、ものすごく愛を持って教えてくださり、私のスピードが追いつけていないときも、懲りずに向き合い続けてくださいました。

また、多いときは1週間に1回の頻度で1 on 1(※)も実施しました。思っていることを正直に話せる時間が確保されていることは、仕事上とても重要です。スパイスボックスは希望すれば、社長や副社長とも1対1で話せる時間を設けられると知り、とても驚きました。

(※)1 on 1
チームのリーダーや先輩社員と1対1で話せる機会。業務に関する相談だけではなく、プライベートな話をすることも。業務の悩みや将来的なビジョンを話すことで問題解決や気付きを与え、成長をサポートすることが目的。スパイスボックスでは「カジュアルメンター制度」を活用し、部署や役割を横断して実施できる1 on 1の実施を行う。

——評価理由には「顧客目線」というワードが何度も出てきていますね

私たちは「広告を代理で業務する」存在でもあるので、クライアントが任せる相手を選んでいるとも言えます。だから、自分自身を売ること(知ってもらうこと)も大切なんです。どんなことをしたら「また平井と仕事がしたい」とクライアントに思ってもらえるんだろうという視点を持つようにして、自分がクライアントの会社に入ったような気持ちで働いています。これらを「顧客目線」という言い方で評価してくれたのかなと。

——クライアントとの向き合い方で気をつけたことはありますか?

テキストのみのコミュニケーションでは、伝えきれない・聞ききれない事も多いと感じるので、気になることや行き違いが発生しそうなときは、電話でも確認するようにしています。もし困っているようであれば、直接クライアントを訪問してコミュニケーションを取る事も良い手法だと思います。

責任を持ちながらも自由に働いた半年間を振り返って

——まだ半年ほどですが、実際にスパイスボックスで働いてみてギャップなどはありましたか?

数社受けていた中でも、いい人が多そうだったことを入社の決め手にしたと「中途エントリ」に書きましたが、その印象は今でも変わりません。

真面目でいい人たちの集まりです。若いメンバーが最前線で活躍している活気のある会社だとも感じています。目標に対してリーダーとメンバーが同じ目線で向き合っていますし、課題に対しては経営陣含め、会社全体で解決しようとする姿勢が素敵だなと思います。働き方の面では、「責任を持ちながら自由に働くカルチャー」がスパイスボックスには根付いているんだなと感じています。勤務時間がフルフレックスだったり、自宅でも働けたりするため、自身の裁量で自分がやりたいことをダイナミックに手掛けられる点も魅力です。

——大変だったことはありますか?

僕自身、企画や提案に関しては前社であまり携わってこなかった分野でした。また、インフルエンサー施策や、ビッグデータを利用したSNS調査などもスパイスボックス独自のメソッドが多く、戸惑うこともありました。しかし、1つ1つを吸収していくことで、手法に関しての引き出しがどんどん増えていく実感もあります。

他には、リモートワークがベースのチームでもあったため、誰に聞けば答えが返ってくるか最初のうちは分かりませんでした。新卒や第二新卒の年齢であれば、聞くことは簡単だと思うのですが、中途組は経験がある分、「今聞いていいのかな?」「今チャットしていいのかな?」と考えて遠慮してしまうんですよね。社外のやり取りはオンラインが多かったり、社内のコミュニケーションもテキストベースだったりするので、慣れるまでに時間がかかりました。一方、デジタルでのやり取りが当たり前のようにできて、土台になっている新人メンバーは、ものすごい早さで伸びていくんだろうなと感じています。

プロデューサーのやりがいやたのしさ

——いちプロデューサーとして、広告業界全体やスパイスボックスをどう見ていますか?

コンサルティングファームが広告代理店と競合する場面が多くなっているように感じますが、スキルも個性も異なるプロデューサーが社内にたくさんいることが、広告代理店の強みだと思います。その中でもスパイスボックスは、SNS領域のコミュニケーションに軸足を置きながら、コミュニケーション施策の総合対応が出来る点が特徴だと思います。

——新規顧客のやりがいや、楽しいと感じる点はどんなことですか?

向き合いを続ける中で、担当者のことや企業・ブランドの理解が深まっていき、コミュニケーションが深くなったと感じる瞬間が1番楽しいです。自身が提供できる価値をクライアントに認めて頂き、継続発注に繋げていき、会社の財産として扱い領域を拡大・継続できることがやりがいだと考えています。

——クライアントと向き合う際に、最も気をつけているポイントはありますか?

クライアントが何を考えているのか、何を言いたいのか、本音はどうなのかを考えながら向き合っています。完璧に出来ているわけではありませんが……担当者のやりたいことや、抱えているミッションまで理解した上で、違和感があったら聞くようにしています。

——プロデューサー業の難しさはどこにありますか?

クライアントの担当者によって、いいと思う企画が違うことも多々あるので、正解が無い難しさは感じています。同時にその辺が楽しさでもあります。クライアントごとに課題は異なり、こちらの提案/実施内容も変わるので、インフルエンサー施策や、動画制作、クリエイティブ制作、イベント実施まで、デジタルに閉じずにかなり幅広く対応できるようになるなと。

これからも「真面目にコツコツ」と

——下期に打ち出していきたい「自分の価値や強み」はありますか?
担当しているクライアントの扱い領域や担当できるブランドを増やすことが下期のミッションなので、基本的な部分は変えず、真面目にコツコツと取り組み続けて、3月に笑っていられるようにしたいですね。

——今後、こんな仕事や領域をしたい! など今見据えているキャリアはありますか?

スパイスボックスには「こんな仕事がしたい」「こんなキャリアプランを考えている」というプランを持っている人が多いのですが、私は珍しいほうなのか明確なキャリアプランはありません。ただ、社内の他チームが、僕の学生時代に好きだったアーティストを起用した施策をプロデュースしているのを見て「自分もこんな案件を手掛けたい」と思ったことはあります。羨ましいと思える施策が社内で実施されている環境はいいことですよね。

自身のスキル面では、まだ強くない部分である企画・提案を推進するスキルを磨きたいです。芯の部分の「真面目にコツコツ」「顧客目線」は変えずに、どうすることが自分にとって、チームにとって、会社にとって正解か考えながら行動していきたいです。

——最後に、就活生や中途入社希望へのメッセージをお願いします!

スパイスボックスに興味を持たれた方は、広報チームがnoteやWantedlyなどで積極的に社内情報を発信しているので是非見て下さい。僕も入社前に、端から端まで読みました(笑)。

「どんな方なのか深く知りたい」がスパイスボックスの選考の特徴のように思います。採用コンセプトも「語ろう」なので、選考を受けられる方は是非包み隠さず、自分を知ってもらう場だと思って構えずに臨んで頂ければと思います!


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